2014年07月16日
2014セレクトツアー日記(22)~持ち込み禁止事件~
僕もこのツアーに参加するようになって10年以上。
例え年に一度、このツアーでしか飛行機に乗らないとは言っても、
ある程度はいろんなことを覚えました。
まず、ガスボンペ的なものは機内に持ち込めません。
以前、新千歳空港で車いすのタイヤに空気を入れるための小さなボンベを
没収されてしまったことがありましたが、
それ以来、整髪剤や消臭剤などはエアボンベのものに切り替えました。
そして、当然刃物類。
僕はここ数年、財布を持たずできるだけカードと電子マネーで
支払いを済ませるようにしていますが、
だからと言って全く現金を持たないわけにもいきません。
そのため、お札類はマネークリップで持ち歩いていますが、
普段はこんなマネークリップを使っています。

アーミーナイフでおなじみのビクトリノックスのマネークリップ。
小さなナイフとはさみがついていて、ちょっとしたときにとても便利です。
しかし、これは当然機内には持ち込めません。
そのくらいのことはわかっているので、ツアー前は事前に
別のマネークリップに交換しています。
これで、没収されることもありません。
もちろん、行きの羽田空港の手荷物検査も問題なく通り北海道にやってきました。
そして、帰りの新千歳空港での手荷物検査。
増えた荷物はお土産のお菓子とスタリオンブック、ビンゴの景品(ペットボトルホルダー)だけですから、
問題があるわけがありません。
優先ゲートを通り、係員のボディチェックを受け、
荷物を受け取ろうとしたその時です。
「お客様、お荷物の中に万能ナイフのようなものがございませんか?」
何を言っている、この人は。
いや、ないですって。
ナイフの付いたマネークリップはおいてきたんだから。
「いやえっと、…あ、これですね」
僕は一瞬息をのみました。
これ、万能ナイフというよりも、万能文具ツール。

刃物があると言えばありますが、こんな糸切りばさみと

ダンボールを開けるカートンオープナーと、

あと、メジャーとか、ホチキスとか、コンパスとか、LEDライトとか、
虫眼鏡とか、眼鏡用のドライバーとか。
確かに、刃物はありますが先がとがっているわけでもないし、
この刃物でハイジャックするなら素手で殴った方が手っ取り早いくらいのもの。
とはいえ、いつもはこれ、空港で引っかかるかなと思って
必ず荷物から出していたのですが、
今年はなぜかうっかりして荷物から出すのをすっかり忘れていました。
もう、そのことすら忘れていました。
あーあ、これも没収か。
もう、売ってないんだよな、こういうの。
ショック…
そう思ったのですが、その場で手荷物預かりにしてくれて、
機内には持ち込めませんでしたが、羽田まで丁寧に箱に入れて
運んでくれました。
いやあ、ありがたやありがたや^^
しかし、ちょっと待ってください。
そもそもが、羽田でスルーしたのが問題なのではないでしょうか。
前のボンベの時もそうだったのですが、羽田の荷物検査は通っているのです。
もし、羽田で見つけてくれていれば、その場で預けて翌日、
帰ってきた時に受け取ればいいだけの話です。
それを、羽田がスルーして新千歳で引っかかるというダブルスタンダードが
問題なのではないでしょうか、
有権者の皆さん、そう思いませんか!!
…まあ、冗談はさておき、
これまでツアーに参加して何度も羽田と新千歳を往復して思うのは、
手荷物検査は新千歳が厳しく、羽田が緩いという事。
今まで羽田で荷物のことについて何か言われたことは一度もありませんが、
新千歳では問題がなかったことも含めると3,4回荷物を開けられています。
もちろん、北海道で該当物を手に入れたことなどなく、
問題は羽田と新千歳のチェックの基準の違いに他なりません。
こういうご時世ですので、チェックは厳しくなるのは当然だと思います。
羽田はもう少し、ちゃんと手荷物検査をするべきなのではないでしょうか。
そんなわけで無事にマルチルールも飛行機に乗ることができ、
検査を終えた僕たちのところに、既に案内の方が迎えに来てました。
出発時間が迫っています。
優先搭乗の僕たちはもう搭乗口に行く時間です。
トイレによる間もなく、バタバタと車いすを乗り換えて機内に乗り込みました。
(続く)
例え年に一度、このツアーでしか飛行機に乗らないとは言っても、
ある程度はいろんなことを覚えました。
まず、ガスボンペ的なものは機内に持ち込めません。
以前、新千歳空港で車いすのタイヤに空気を入れるための小さなボンベを
没収されてしまったことがありましたが、
それ以来、整髪剤や消臭剤などはエアボンベのものに切り替えました。
そして、当然刃物類。
僕はここ数年、財布を持たずできるだけカードと電子マネーで
支払いを済ませるようにしていますが、
だからと言って全く現金を持たないわけにもいきません。
そのため、お札類はマネークリップで持ち歩いていますが、
普段はこんなマネークリップを使っています。

アーミーナイフでおなじみのビクトリノックスのマネークリップ。
小さなナイフとはさみがついていて、ちょっとしたときにとても便利です。
しかし、これは当然機内には持ち込めません。
そのくらいのことはわかっているので、ツアー前は事前に
別のマネークリップに交換しています。
これで、没収されることもありません。
もちろん、行きの羽田空港の手荷物検査も問題なく通り北海道にやってきました。
そして、帰りの新千歳空港での手荷物検査。
増えた荷物はお土産のお菓子とスタリオンブック、ビンゴの景品(ペットボトルホルダー)だけですから、
問題があるわけがありません。
優先ゲートを通り、係員のボディチェックを受け、
荷物を受け取ろうとしたその時です。
「お客様、お荷物の中に万能ナイフのようなものがございませんか?」
何を言っている、この人は。
いや、ないですって。
ナイフの付いたマネークリップはおいてきたんだから。
「いやえっと、…あ、これですね」
僕は一瞬息をのみました。
これ、万能ナイフというよりも、万能文具ツール。

刃物があると言えばありますが、こんな糸切りばさみと

ダンボールを開けるカートンオープナーと、

あと、メジャーとか、ホチキスとか、コンパスとか、LEDライトとか、
虫眼鏡とか、眼鏡用のドライバーとか。
確かに、刃物はありますが先がとがっているわけでもないし、
この刃物でハイジャックするなら素手で殴った方が手っ取り早いくらいのもの。
とはいえ、いつもはこれ、空港で引っかかるかなと思って
必ず荷物から出していたのですが、
今年はなぜかうっかりして荷物から出すのをすっかり忘れていました。
もう、そのことすら忘れていました。
あーあ、これも没収か。
もう、売ってないんだよな、こういうの。
ショック…
そう思ったのですが、その場で手荷物預かりにしてくれて、
機内には持ち込めませんでしたが、羽田まで丁寧に箱に入れて
運んでくれました。
いやあ、ありがたやありがたや^^
しかし、ちょっと待ってください。
そもそもが、羽田でスルーしたのが問題なのではないでしょうか。
前のボンベの時もそうだったのですが、羽田の荷物検査は通っているのです。
もし、羽田で見つけてくれていれば、その場で預けて翌日、
帰ってきた時に受け取ればいいだけの話です。
それを、羽田がスルーして新千歳で引っかかるというダブルスタンダードが
問題なのではないでしょうか、
有権者の皆さん、そう思いませんか!!
…まあ、冗談はさておき、
これまでツアーに参加して何度も羽田と新千歳を往復して思うのは、
手荷物検査は新千歳が厳しく、羽田が緩いという事。
今まで羽田で荷物のことについて何か言われたことは一度もありませんが、
新千歳では問題がなかったことも含めると3,4回荷物を開けられています。
もちろん、北海道で該当物を手に入れたことなどなく、
問題は羽田と新千歳のチェックの基準の違いに他なりません。
こういうご時世ですので、チェックは厳しくなるのは当然だと思います。
羽田はもう少し、ちゃんと手荷物検査をするべきなのではないでしょうか。
そんなわけで無事にマルチルールも飛行機に乗ることができ、
検査を終えた僕たちのところに、既に案内の方が迎えに来てました。
出発時間が迫っています。
優先搭乗の僕たちはもう搭乗口に行く時間です。
トイレによる間もなく、バタバタと車いすを乗り換えて機内に乗り込みました。
(続く)
ユニオンセレクトツアー、9月開催決定!
エポカドーロ、アロースタッドにスタッドイン!
今年のセレクトツアー、中止。
どうなる?今年のセレクトツアー(不参加だけど)
今年もツアーは不参加です
どうする?セレクトツアー(飛行機編)
エポカドーロ、アロースタッドにスタッドイン!
今年のセレクトツアー、中止。
どうなる?今年のセレクトツアー(不参加だけど)
今年もツアーは不参加です
どうする?セレクトツアー(飛行機編)
Posted by 浦河深之 at 21:27│Comments(2)
│セレクトツアー・旅行
この記事へのコメント
僕は年に何度も北海道に行くので、非常に心当たりがある話です。
これはね、新千歳はアジア圏のお客さんが多く、その地域の方のマナーというか、常識がちょっと問題あるみたいなんでね、厳しくなっちゃうみたいなんですよ
f(^_^;
まぁ慣れてからは、北海道へは衣類とお財布、それにタブレットしか荷物は持っていきません
f(^_^;
いつも履いていく安全靴も、金属性ではなく強化プラスチックのタイプですしね
f(^_^;
放牧地を歩き回る自分には安全靴は必須なんですが、それすら一時期うるさくなって、スリッパに履き替えさせられてゲート潜る事ありましたから
(-.-)
先日、ビックリしたのは、制汗スプレーですか。
荷物チェックのところで気付いて処分をお願いしたら、持ち込みオッケーだと言われました
(・・?)
ホントに曖昧ですね
(-.-)
これはね、新千歳はアジア圏のお客さんが多く、その地域の方のマナーというか、常識がちょっと問題あるみたいなんでね、厳しくなっちゃうみたいなんですよ
f(^_^;
まぁ慣れてからは、北海道へは衣類とお財布、それにタブレットしか荷物は持っていきません
f(^_^;
いつも履いていく安全靴も、金属性ではなく強化プラスチックのタイプですしね
f(^_^;
放牧地を歩き回る自分には安全靴は必須なんですが、それすら一時期うるさくなって、スリッパに履き替えさせられてゲート潜る事ありましたから
(-.-)
先日、ビックリしたのは、制汗スプレーですか。
荷物チェックのところで気付いて処分をお願いしたら、持ち込みオッケーだと言われました
(・・?)
ホントに曖昧ですね
(-.-)
Posted by 馬バカ at 2014年07月17日 07:15
馬バカさん、おはようございます。
やっぱり、これは皆さん感じているんですね。
まあ、新千歳が厳しいのはいいとしても、
羽田がちょっと緩すぎのような気がするんですが
どうなんでしょう。
国際線のターミナルはそんなことはないとは思うのですが。
車椅子の空気ボンベの時は、
ヘアムースも持っていたと思うのですがそちらはノーチェック。
でも、それ以来ヘアムースもやめました。
車椅子のタイヤも空気入れ不要の
ゲル入りタイヤにしました。
まあ、これは飛行機対策というだけじゃなくて、
僕の日ごろの空気入れの手間省きの方が
多くを占めていますけどね:-P
どうしても、現地で買えばいいというものも
持って行ってしまうと、結構な荷物になってしまいます。
もっと旅慣れて荷物を少なくしたいのですが、
なかなか難しいです;;
やっぱり、これは皆さん感じているんですね。
まあ、新千歳が厳しいのはいいとしても、
羽田がちょっと緩すぎのような気がするんですが
どうなんでしょう。
国際線のターミナルはそんなことはないとは思うのですが。
車椅子の空気ボンベの時は、
ヘアムースも持っていたと思うのですがそちらはノーチェック。
でも、それ以来ヘアムースもやめました。
車椅子のタイヤも空気入れ不要の
ゲル入りタイヤにしました。
まあ、これは飛行機対策というだけじゃなくて、
僕の日ごろの空気入れの手間省きの方が
多くを占めていますけどね:-P
どうしても、現地で買えばいいというものも
持って行ってしまうと、結構な荷物になってしまいます。
もっと旅慣れて荷物を少なくしたいのですが、
なかなか難しいです;;
Posted by 浦河 at 2014年07月17日 08:55