↑↑中央現役馬のみ↑↑

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プロフィール
浦河深之
浦河深之
読み方は「ウラカワ ミユキ」(♂)。静岡市生まれ、在住。1995年から一口馬主を始め、1997年初勝利。2006年重賞初優勝。2008年9月27日、初出走から12年目にしてJRA全競馬場での愛馬優勝を達成。2013年、通算40勝到達。2017年、通算50勝到達。2019年、通算60勝到達。2020年、春のクラシックに初出走。2022年、念願の口取り撮影初参加。2023年、通算70勝到達。ネットで知り合った一口馬主仲間とともに駿河軍団が誕生、ブログやメーリングリスト、オフ会などで競馬を楽しみ、情報交換や愛馬自慢をしています。
心の最強馬はメジロマックイーン、心のアイドル馬はナイスネイチャ。馬券下手。初代牝馬下手(2010年9月11日返上。現在は二代目)。2025年、年明け早々に体調を崩しダウン。更新ペースもダウン中。

現在の出資馬(JRA所属)
(2025/3/31)

グレアミラージュ
(8歳牡1勝・1勝クラス)
レディベル
(6歳牝3勝・3勝クラス)
〇地スペシャルナンバー
(6歳牡1勝・2勝クラス)
〇地スピアヘッド
(6歳牡1勝クラス中央未勝利・障害1勝オープン)
ビターゼノビア
(5歳牝2勝・2勝クラス)
クレセントウイング
(5歳せん1勝・1勝クラス)
アルマデオロ
(3歳牡・未勝利)
フェブルアーリア
(3歳牡・未勝利)
グレートセンス
(3歳牝・未勝利)


以下 未入厩馬・地方転籍馬

地方転籍馬
フォートポータル
(4歳せん・名古屋・今津博之厩舎)
ヴェルサイユドール
(3歳牝・ホッカイドウ・角川秀樹厩舎予定)


2歳馬
ローラズキャンディ
(父Gun runner、牝)
ベイビーシスター
(父ビッグアーサー、牝)
パーシヴァル
(父デクラレーションオブウォー、牡)
テンカムテキ
(父ナダル、牡)
ヴェルサイユシエル
(父コントレイル、牝)


引退した活躍馬
ビターエンダー
(牡13戦2勝
重賞2着1回リステッド1勝
3歳牡馬クラシック全出走)
主な勝ち鞍
プリンシパルステークス
(2020年、リステッド)

マンハッタンスカイ
(牡68戦7勝重賞1勝)
主な勝ち鞍
福島記念
(2008年、JPN3)
巴賞
(2009年、オープン)
函館競馬場グランドオープン記念
(2010年、オープン)

ソリッドプラチナム
(牝26戦3勝重賞1勝)
主な勝ち鞍
マーメイドステークス
(2006年、G3)

ゴールデンメイン
(せん26戦5勝
重賞2着1回3着1回)
主な勝ち鞍
御堂筋ステークス
(2004年、1600万下)
日本海ステークス
(2007年、1600万下)

通算成績1048戦75勝
(含む重賞68戦2勝、リステッド競走1勝、特別14勝、障害4勝)
2025年度成績9戦1勝
2024年度成績51戦1勝
2023年度成績66戦4勝
2022年度成績36戦2勝
2021年度成績43戦5勝
2020年度成績44戦2勝
2019年度成績59戦6勝
2018年度成績55戦4勝
2017年度成績55戦5勝
2016年度成績45戦2勝
2015年度成績23戦0勝
2014年度成績47戦1勝
2013年度成績46戦3勝
2012年度成績33戦3勝
2011年度成績41戦0勝
2010年度成績54戦4勝
2009年度成績54戦3勝
(2025年3月31日現在、
中央競馬のみ。)
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2025年03月26日

休養各馬、帰厩態勢へ【今週の休養馬】

6歳スピアヘッドは 吉澤ステーブルEAST
先週の木曜日にエコー検査を行い、炎症が落ち着いたことが確認されたため、
金曜日から騎乗調教を開始しています。
現在は角馬場でダクとハッキングを行っており、動きは特に問題なく、脚元にも異常は出ていません。
今週一杯は同様のメニューを続け、タイミングを見て獣医師のチェックを受け、
今後の進め方を決めていきます。現在の馬体重は460kg。


6歳スペシャルナンバーはドラゴンファーム
角馬場で入念にフラットワークを行ったあと、チャンピオンヒルズへ移動。
コースではキャンターを長めに乗り込み、坂路はハロン18秒で1本、週2回は時計を出しています。
まだラスト2Fだけですが、ここまで本数を重ねてきても脚元に不安が出ることはありません。
順調に負荷を掛けることができています。
前進気勢が旺盛で鞍上が抑えるのに苦労するくらいの行きっぷりの良さ。
心身ともに着実にコンディションが上向いてきたようです。
今後も緩めないように調整し、帰厩の態勢を整えていく予定です。馬体重は506㎏。
「行きっぷりが良いし、抑えていないと時計が出過ぎてしまうくらいです。動きは良いですよ。
脚元もすっきりしているし、これならそう遠くないうちにトレセンに戻せると思います。
週2本ずつ入れながら調整していきます」(担当者)



5歳クレセントウイングは吉澤ステーブルEAST
引き続き、通常時はハロン17~20秒ペースのキャンターで乗り込み、
週に2回の頻度でキャンターの終いを15-15ペースで伸ばしています。
動きは変わらずスムーズで、強めの本数を重ねるごとに馬体の張りが増し、コンディションも高まってきています。
近日中に帰厩する予定で、移動まではこのままコンスタントに強めの調教を重ね、
態勢を整えていきます。現在の馬体重は470kg。


3歳グレートセンスは吉澤ステーブルEAST
先週から週に2回の頻度でキャンターの終いを15-15ペースで伸ばしています。
動きは変わらずスムーズで、息遣いも良くなっており、心肺機能の向上が感じられます。
毛艶も良好で、馬体にも張りが出て、良い感じに状態が上がってきています。
近日中の帰厩が検討されており、移動まではこのままコンスタントに強めの調教を重ね、
態勢を整えていきます。現在の馬体重は490kg。




休養馬が続々帰厩する中、まだ休養中の馬も帰厩態勢を整えつつあります。
今年の出だしこそ好調でしたが、2月3月は散々だった愛馬の出走状況。
春になったら再び出走ラッシュとなりそうです。

取り残されそうなのはスピアヘッドですが、
障害レースでの力量はわかっているので、焦らずに態勢を整えてから
戻ってきてもらいましょう。




  
Posted by 浦河深之 at 18:35Comments(0)休養馬・未出走馬

2025年03月20日

アルマデオロ、いきなり好時計 【今週の3歳馬】

3歳アルマデオロは19日、栗CW重  94.6 78.1 64.0 50.4 36.5 11.7 馬なり余力
三未勝馬なりの内0.6秒追走同入
吉村誠之助騎手騎乗。テンは3、4馬身追走。なかなかペースは速かったですが、楽な感じで追走していきました。
じわっと差を詰めていくと内につけて直線へ。そこから一瞬置かれそうになりましたが、
鞍上がGOサインを送るとスッと伸びて併入しました。
全体の時計は非常に速く、上がりも11秒台と優秀。
まだ帰厩してから日が浅く、更に馬場が重くなっていたことを考えれば数字以上に評価できる内容でした。
攻め駆けするタイプらしく動きは良好です。様子を見ながら負荷を強め、復帰戦の態勢を整えていきます。
次走は検討中ですが、今のところ阪神開催中の芝2000~2400に向かいたい意向です。
「前の馬が飛ばしたこともあって、少し時計が速くなってしまいましたね。
もうちょっと遅くても良かったんですが。でも、やっぱり動きますね。良い感じに走っていました。
ダートに向かうことも考えていましたが、この血統ですし、個人的にはもう1回芝を試してみたいんですよねぇ。
(吉村)誠之助(騎手)も、『距離は長くても大丈夫そう』と話していましたし、2000以上のところに向かうつもりです。
ユタカさん(武豊騎手)の予定も聞いて、どこにするか考えていきたいと思います」(清水先生)



3歳フェブルアーリアは宇治田原優駿ステーブル
コースと坂路を併用してハロン18秒のキャンター中心に乗り込み、週2回15-15を行っています。
行きっぷり良く走っているように動きは良好。本数を重ねるごとに着実に気配は上向いてきました。
また、じっくり進めてきたことも良かったのか、馬体がひと回りボリュームアップしてきた印象。
首差しが太くなり、全体的に逞しさが増してきています。
脚元や体調などにも問題はありません。今後も緩めずに調整し、帰厩に備えていく予定です。
「順調ですね。体つきがすごく良くなってきました。ちょっと余裕があるくらいになっていますよ。
声が掛かるまでは、しっかり本数を重ねていきます」(担当者)



3歳グレートセンスは吉澤ステーブルEAST
引き続き、週に1、2回の頻度でキャンターのラスト2~3ハロンをハロン15秒ペースで伸ばしています。
動きは変わらずスムーズで、調教を重ねてきても蹄を気にする様子はなく、体調も良好です。
引き続き、コンスタントに強めの調教を重ね、帰厩態勢を整えていきます。




去年の3歳世代から勝ち上がりがありませんが、
それに終止符を打ってくれるのはアルマデオロでしょう。
もちろん、1つ勝って満足する馬ではありませんが、
1つ勝たないことには始まりません。
調教駆けするとはいえ、これだけ走って勝てないはないでしょ;う。
距離延長で自分の舞台に持ち込めば、一気に才能開花です。

フェブルアーリアももちろん期待しています。
まだ一度走っただけ。しかも、事実上の1週繰り上げ出走であれだけ走れれば十分です。
今度はしっかり状態を整えて、目標に合わせて仕上げて出走と行きましょう。

  
Posted by 浦河深之 at 18:04Comments(0)休養馬・未出走馬

2025年03月18日

パーシヴァルが一歩リードか【今週の2歳馬】

ローラズライト23改めローラズキャンディ(父Gun runner、牝)はシュウジデイファーム。
現在は、場内の屋外のウッドチップコースでハッキングを3000m、
週2回はBTCのウッドチップの屋内坂路の終い1ハロンを15秒で乗っています。
厚みが出てきた馬体は、馬体重以上に体を大きく見せ、動きもより力強さが増してきました。
坂路の終い1ハロンを15秒で乗るくらいの内容であれば、楽にこなしています。
また、調教後に反動が出ることもありません。
15-15調教の開始に向けて、しっかり態勢を整えていきます。


ボイルトウショウ23改めベイビーシスター(父ビッグアーサー、牝)はシュウジデイファーム
引き続き、ウォーキングマシーン運動を行う程度に留め、左前肢の骨瘤の様子を見ています。
60分間の運動を継続しても、変わらず歩様は安定しており、患部に問題の再発はありません。
馬房内で過ごす時間が長くなるため、何かとストレスが掛かりますが、
ピリピリすることもなく落ち着いた様子で過ごしています。
なお、近日中に獣医師による再診を受け、次の段階に移行するタイミングを相談する予定です。


センティフォリア23改めパーシヴァル(父デクラレーションオブウォー、牡)は吉澤ステーブル
現在は、BTCの屋内の直線ウッドチップコースを主体にハロン20秒くらいのキャンターで2000m、
週2回のウッドチップの屋内坂路調教1000mのうち1回は終いをハロン15秒くらいで乗っています。
この中間は、坂路の終い3ハロンから15-14-13で乗りました。
終いを強めに長く乗ったのは初めてでしたが、しっかり動けていました。
調教後も反動が出ることはなく、定期的にしっかり負荷を掛けて更なる良化を目指します。


スズカグラーテ23改めテンカムテキ(父ナダル、牡)は様似町軽種馬共同育成センター(BTC前)
現在は、BTCの屋内のダートコースをハロン20秒くらいのキャンターを2400m、
週2回はウッドチップの屋内坂路の終い2ハロンを15-15で乗っています。
予定通り、この中間から週2回坂路で15-15で乗るようになりました。
ラストの手応えがやや甘くなりますが、テンの行きっぷりと道中の手応えは良好です。
調教後の反動は出ていませんし、元気一杯に調教ができています。
このまましっかり乗り込むことで、体力の強化に努めていきます。


ウェイトゥヴェルサイユ23改めヴェルサイユシエル(父コントレイル、牝)はグランド牧場(ファンタストクラブ内)
この中間は、馬体の回復を目的に乗り運動を控え、ウォーキングマシーン運動を行う程度に留めました。
現在は、小回りの屋根付きのダートコースでハッキングを乗っています。
短期間の休養でしたが、大分体がふっくらしてきました。
また、気持ちの面では変わらず落ち着きを保てており、良い感じにリフレッシュできたようです。
徐々にハッキングを乗る距離を延長し、早いうちに坂路調教を再開できるように調整していきます。


(レポート内容は3/18現在)



名前が決まって最初のレポートは大きな動きはありませんでした。
ベイビーシスターの骨瘤が気になるところですが、良化傾向には変わりないものの、
調教開始は獣医師の診断後となります。

早期に始動する馬はいないようですが、一番進んでいるのはパーシヴァルでしょうか。
しっかり15--15をlこなしてからでもいいとは思いますが、14秒、13秒とペースを上げても
対応できているようです。
まだ焦ることはありません。しっかり体力をつけながら、ゆっくりペースアップしていって、
入厩を目指してもらいましょう。

  
Posted by 浦河深之 at 18:28Comments(0)休養馬・未出走馬

2025年03月11日

2歳馬馬名決まりました

残念ながら今年も不採用でした。


PEGASUS 2
父:Gun Runner
母:*ローラズライト

本馬の馬名は「ローラズキャンディ…ローラの飴。母名、父父名より連想」に決定しました。


PEGASUS 7
父:ビッグアーサー
母:ボイルトウショウ

本馬の馬名は「ベイビーシスター…可愛い妹よ。姉に続く活躍を願って」に決定しました。


PEGASUS 16
父:*デクラレーションオブウォー
母:センティフォリア

本馬の馬名は「パーシヴァル…人名より。母名より連想」に決定しました。


PEGASUS 20
父:*ナダル
母:スズカグラーテ

本馬の馬名は「テンカムテキ…天下無敵。無敵の競馬を期待して」に決定しました。


PEGASUS 28
父:コントレイル
母:*ウェイトゥヴェルサイユ

本馬の馬名は「ヴェルサイユシエル…ヴェルサイユの空(仏)。父名、母名より連想」に決定しました。



応援よろしくお願いします。


  
Posted by 浦河深之 at 18:17Comments(0)休養馬・未出走馬

2025年03月06日

アルマデオロ、馬房待ち 【今週の3歳馬】

3歳アルマデオロはチャンピオンヒルズ
角馬場では入念にフラットワークを行い、坂路ではハロン18-16秒で1本。
週1回は時計を出しています。馬なりでラスト2Fは12秒4、12秒2。
鞍上のGOサインにスッと反応し、楽な感じで脚を伸ばしてきました。
馬体に傷みはなく、脚元や体調に気になるところもありません。
なにより、どっしりと落ち着いていることは好印象です。
良い状態をキープしていると考えて良いでしょう。
入れ替えの都合が付き次第帰厩する見込みのため、
適度に負荷を掛けながら移動に備えていく予定です。馬体重は510㎏。
「このくらいの時計なら楽に上がってきますね。もういつでも大丈夫ですよ。
ただ、清水久詞厩舎は大分込み合っているみたいですからね。
もう少しあとになるかもしれません。でも、体調は安定していますし、緩みもないですからね。
延びても特に問題はないと思いますよ。維持するように乗っていきます」(担当者)



3歳フェブルアーリアは宇治田原優駿ステーブル
先週末からは15-15を開始しています。久々の時計でしたが、動きは上々。
最後まで手応え良く駆け上がってきました。負荷を強めてからも反動が出ることはありません。
もうトモに関しては心配いらないでしょう。
これからはコンスタントに本数を重ねて帰厩の態勢を整えていきます。馬体重は487㎏。
「15-15を始めましたが、特に問題はないですね。トモも気になりませんよ。
具体的なことが決まったら、そこに合わせて調教を詰めていきます。
それまではしっかり本数を重ねて状態を上向かせていこうと思います」(担当者)



3歳グレートセンスは吉澤ステーブルEAST
更に負荷を強め、先週末にキャンターのラスト2ハロンをハロン15秒ペースで伸ばしています。
徐々に体力がついてきているようで、気持ちも乗ってきており、15-15でも楽な手応えで加速できています。
今後は週に1、2回の頻度で強めの調教を重ね、帰厩態勢を整えていきます。



そろそろ帰厩してほしい3歳馬たち。
第一候補のアルマデオロは厩舎事情でまだ戻れないようです。
こういう時の故障が一番いやなので、できるだけいいタイミングで戻りたいです。

フェブルアーリアもグレートセンスも、特にどこか怪我していたわけではないので
状態が整えば戻ってくるでしょう。
残念ながら今年もクラシック戦線には無縁で終わりそうですが、
POGと違って先が長いのが一口馬主です。
まずは1つ勝つことを目指していきましょう。






  
Posted by 浦河深之 at 18:05Comments(0)休養馬・未出走馬

2025年03月04日

馬名はまだ決まらず 【今週の2歳馬】

ローラズライト23(父Gun runner、牝)はシュウジデイファーム。
現在は、場内の屋外のウッドチップコースでハッキングを3000m、
週2回はBTCのウッドチップの屋内坂路でハロン16秒のキャンターを1000m乗っています。
この中間、坂路のテンからハロン16秒で乗るようになっても、
最後まで四肢の回転スピードは鈍らず、真っ直ぐ駆け上がれています。
このまましっかり乗り込み、終いをハロン15秒で乗る態勢を整えていきます。
現在の馬体重は428kg。


ボイルトウショウ23(父ビッグアーサー、牝)はシュウジデイファーム
引き続き、ウォーキングマシーン運動を行う程度に留め、左前肢の骨瘤の様子を見ています。
患部の状態は安定していることから、段階的に運動時間を延長し、現在は60分の運動を行っています。
それでも歩様に乱れはなく、骨瘤が大きくなることもありません。
このまま問題の再発がなければ、近いうちにレントゲン検査を行い、
今後の進め方を相談する予定です。現在の馬体重は450kg。


センティフォリア23(父デクラレーションオブウォー、牡)は吉澤ステーブル
引き続き、BTCの屋内の直線ウッドチップコースを主体にハロン20秒くらいのペースで2000m、
週2回はウッドチップの屋内坂路でハロン16秒を上限としたキャンターを1000m乗っています。
また、この中間には坂路の終い1ハロンを15秒で乗りました。
軽く気合いをつけるとスッと加速し、楽な手応えで登坂しています。
今後は週2回終いをハロン15秒で乗る予定です。現在の馬体重は476kg。


スズカグラーテ23(父ナダル、牡)は様似町軽種馬共同育成センター(BTC前)
引き続き、BTCの屋内のダートコースをハロン20秒くらいのキャンターを2400m、
週2回はウッドチップの屋内坂路の終い1ハロンを15秒で乗っています。
この中間には、坂路の終いから15-15で乗りました。
上がりの息が整うまでに少し時間が掛かりましたが、パワフルな動きは目を惹くものでした。
今後、週2回15-15調教を行い、更なる良化に努めます。現在の馬体重は487kg。


ウェイトゥヴェルサイユ23(父コントレイル、牝)はグランド牧場(ファンタストクラブ内)
引き続き、屋根付きのダートコースでハロン22秒くらいのペースで3200m、
週2回のダートの屋根付き坂路の調教のうち1回は終いから15-15で乗っています。
気性面に関しては、定期的に15-15調教を行っても、イライラすることはありません。
その一方で、数字上の増減はないものの、馬体が寂しい印象になってきました。
そのため、しばらくは馬体の回復に重点を置きます。現在の馬体重は428kg。


(レポート内容は3/4現在)



概ね各馬、大きな変化なく一安心。
ただ、相変わらず牝馬は馬体が細いようです。
楽をさせているボイルトウショウは増えてきているものの、
他の2頭は420キロ台と、もう一声、といったところ。
さらに言えば、姉のこともあるウェイトゥヴェルサイユは気になります。
今後の成長に期待します。

そして、今週のレポートで馬名が発表になるかと思いましたが、
今回はありませんでした。
次回のレポートは2週間後ですが、それまではちょっと待ち遠しいかな(笑)



  
Posted by 浦河深之 at 18:33Comments(0)休養馬・未出走馬

2025年02月28日

レディベル、おかえりなさい!【今週の6歳馬】

6歳レディベルは26日、ケイワンステーブルから美浦トレセンに帰厩しました。
帰厩翌日の27日はダートコースで普通キャンターで調整しています。
キャンターの後はゲート入りと駐立を確認しており、特に問題ありませんでした。
今のところ、3/22中山(土)「館山特別」(芝2000)への出走を予定しており、
様子を見ながら追い切りを開始し、態勢を整えていきます。


6歳スペシャルナンバーはドラゴンファーム
若干右前の球節が浮腫み気味になってきたため、若干ペースダウン。
角馬場でのフラットワークを中心に乗り込み、週に何回かは
チャンピオンヒルズの坂路を普通キャンターで1本上がっています。
歩様自体は特に気になりません。痛みもなく、少し疲れが出ただけでしょう。
今後もケアしながらメニューを組み、徐々に負荷を強めていく予定です。馬体重は510㎏。
「元々疲れの出やすい箇所ですからね。坂路に入れたこともあって、少し浮腫んできました。
歩様は問題ないですが、まだペースは上げない方が良いでしょう。
水冷などでケアしながら様子を見ていきます」(担当者)



6歳スピアヘッドは吉澤ステーブルEAST
引き続き、パドック放牧とウォーキングマシーン運動のみで休養しており、
運動後はキセノン照射と冷却でケアしています。
脚元の張りや熱感は取れており、触診上では良化が感じられます。
今のところ、今週後半にエコー検査を行う予定で、
その結果を見てから今後の進め方を決めていきます。



在厩馬ゼロの非常事態をl救ったのはベテラン牝馬レディベルでした。
出走予定はもう少し先になります。
今年は新春競馬から出走が4週続き、出足がいいと思っていたのですが
すっかりペースが止まってしまいました。
もちろんまだ優勝もなく、歯がゆい日々が続きます。

スピアヘッドもスペシャルナンバーも、若干脚元に不安があり
すぐに使える状態ではありません。
まずは来月のレディベルに期待します。


  
Posted by 浦河深之 at 18:09Comments(0)休養馬・未出走馬

2025年02月27日

ビターゼノビア、御前試合では勝率100%!【今週の5歳馬】

5歳クレセントウイングは吉澤ステーブルEAST
移動後はウォーキングマシーン運動のみで状態回復に努め、
先週後半から騎乗調教を開始しており、現在は角馬場でダクとハッキングを行っています。
移動当初は若干トモに疲れが感じられましたが、順調に回復し、現在は問題なく動けています。
様子を見ながら徐々に負荷を強め、帰厩態勢を整えていきます。


5歳ビターゼノビアは 吉澤ステーブルEAST
引き続き、ハロン20秒ペースのキャンターでじっくり乗り込んでいます。
動きは変わらずスムーズで、毛艶は更に良くなり、飼い喰いも良化してきました。
様子を見ながらハロン17秒ペースのキャンターも開始し、更なる良化を促していきます。



なかなか壁を超えられない5歳2頭。
クレセントウイングは1勝クラスの壁。
もう手の届くところに来ているとは思うのですが。
福島開催で決めてくれるでしょう。

ビターゼノビアは2勝クラス。
うーん、こんなところで足踏みするとは思わなかったんだけどなあ。
結局2月は競馬場には行きませんでしたが、
来月、友達と中京に行く計画があります。
ビターゼノビアは御前試合ではこれまで2戦2勝なので^^;
出走のタイミングで応援に行けたらとは思うのですが、
中京は無理かな。春の東京開催あたりでどうでしょう。
                                                              
Posted by 浦河深之 at 18:34Comments(0)休養馬・未出走馬

2025年02月26日

グレートセンスの蟻洞、すっかり忘れてた【今週の3歳馬】

3歳アルマデオロはチャンピオンヒルズ
メニューは特に変わりありません。
角馬場や坂路でじっくりとキャンターを乗り込み、週1回は終い重点で時計を出しています。
馬なりでラスト2Fは12秒台半ばをマーク。余力十分に走っていたように動きは良好です。
良い意味で状態は平行線。馬体や脚元に傷みもなく、順調に負荷を掛けることができています。
なお、清水久詞先生からは「入れ替えの都合が検疫次第で戻してくる」と伝えられており、
いつ声が掛かっても良いように準備していく予定です。馬体重は510㎏。
「12秒台半ばなら楽に動きますね。良い感じですよ。体調は変わらず良いし、もういつでも大丈夫。
そろそろとのことですが、良い状態で送り出すことができそうですよ」(担当者)



3歳フェブルアーリアは宇治田原優駿ステーブル
先週の後半からは坂路入りを開始。
現在はコースで普通キャンターを2000m乗ったあと、ハロン18秒で1本上がっています。
念のために日常的にケアしていますが、右トモが気になることはありません。
時間を掛けて立て直してきたことで疲れは取れてくれたようです。これなら大丈夫でしょう。
早ければ週末あたりからは終いを伸ばすことも検討しています。馬体重は481㎏。
「トモはほとんど気になりません。もう心配いらないと思いますよ。
このまま少しずつペースを上げていきます」(担当者)



3歳グレートセンスは吉澤ステーブルEAST
徐々に負荷を強め、本日からハロン17秒を上限としたキャンターで乗り込んでいます。
ペースが上がっても問題なく動けており、順調にペースアップできています。
左前の蟻洞箇所はまだ残っており、僅かに熱感があり、
完全に良くなるにはまだまだ時間が必要な様子です。
このまましっかり乗り込み、15-15を行う態勢を整えていきます。




今週のグレートセンスのレポートに、蟻洞の話が出てきていて、
何か他の馬と内容が入れ替わってしまったのかと思いましたが、
昨年秋に患っていました。蟻洞。
そこからレースも使ったりしていたので、すっかり忘れていました。
まだ、治ってなかったんですね。

まずはアルマデオロ、その次にフェブルアーリアが戻ってくるでしょうか。
在厩馬ゼロの非常事態、3歳が突破口となって一気に初勝利まで
駆け上がってほしいです。

  
Posted by 浦河深之 at 18:15Comments(0)休養馬・未出走馬

2025年02月21日

初勝利が欲しい!【今週の3歳馬】

3歳アルマデオロは チャンピオンヒルズ
引き続き、角馬場や坂路でキャンターを乗り込み、週1回時計を出しています。
オーバーワークにならないように終い重点ですが、GOサインに対する反応も良く、相変わらず動きは良好。
体調や脚元に気になるところはありません。カリカリすることもなく、
気持ちの面でどっしりと落ち着いていることにも好感が持てます。
元々成長がゆっくりな血統でもあり、その部分がどうかだけでしょう。
具体的な指示が出るまでは、今くらいのメニューを継続して移動に備えていく予定です。馬体重は512㎏。
「週1本はサッと時計を出しています。変わりないですね。馬なりですが、動きはしっかりとしています。
馬体や脚元に気になるところもありません。もう十分に整っていますよ。
厩舎事情もあって帰厩はもう少し先かもしれませんが、
いつ声が掛かっても良いように準備しておきます」(担当者)



3歳フェブルアーリアは宇治田原優駿ステーブル
引き続き、コースで軽めキャンターを2000mほど乗っています。
念のため長針でケアしていますが、右トモの歩様が大きく気になることはありません。
状態は大分安定してきたようです。
獣医師からは「無理して痛みがぶり返しても良くない。慎重に進めていくように」と指示されていることもあり、
今後も段階的に負荷を強め、徐々に帰厩の態勢を整えていく予定です。馬体重は491㎏。
「歩様は落ち着いています。状態は良化してきていますよ。
獣医さんからの指示もあるので、回復具合を見ながら徐々に進めていきます」(担当者)


3歳グレートセンスは 吉澤ステーブルEAST
引き続き、ハロン20秒ペースのキャンターでじっくり乗り込んでいます。
動きは変わらずスムーズで、体調も良好です。
乗り込んできても疲れは出ておらず、様子を見ながら徐々に負荷を強め、体力強化に努めていきます。



ヴェルサイユドールがホッカイドウ競馬への転籍が決まり、
早くも3頭になってしまったわが愛馬3歳世代。
2世代連続勝ち上がり無しはさすがに厳しいので、
早く1頭でも勝ち上がってほしいのですが、
とりあえず近々に期待できそうなのはアルマデオロでしょうか。
レポートを読む限りではすぐにでも勝てそうな雰囲気なのですが、
それはデビュー前も同じ感じだったので、
イマイチ信頼できません(笑)

フェブルアーリアはまだ左トモの回復が万全ではないのか、
慎重な調整が進んでいます。
デビュー前の内容は決して悪くなかっただけに、
万全の状態での復帰が待たれます。



  
Posted by 浦河深之 at 18:07Comments(0)休養馬・未出走馬

2025年02月20日

クレセントウイング、福島へ

5歳クレセントウイングはレース後も脚元等に大きな異常はありません。
次走は福島芝1200m戦に向かう予定で、間隔調整のため、
18日、美浦トレセンから吉澤ステーブルEASTへ移動しています。
「予定通り終い伸ばす競馬ができて、最後までよく頑張ってくれましたが、上位までは届きませんでしたね。
中団ぐらいにつけられるかなと思っていましたが、思っていたよりも後ろの位置になってしまいました。
直線ではよく伸びてくれましたが、1600mだといくらか距離が長いようで、最後のもうひと伸びが足りなかったですね。
まぁ、それでも、自分の形で勝ち馬に0.5秒差まで詰め寄りましたし、悪くない内容だったと思います。
次走に関しては、3月中京の芝短距離戦が去年よりも1鞍減って、かなりボーダーが上がりそうなので、
福島芝1200m戦を目標に調整していきます」(高橋先生)




クレセントウイングはレース後も異常なく一安心。
次は福島へ向かうとのことで、少し間隔が空きます。
レースぶりは相変わらずの安定なので、あとはタイミング一つでしょう。
もちろん、1つ勝って満足というわけではありませんが、
まずはこのクラスを突破して、さらに安定感を増してもう一つ上を目指しましょう。


  
Posted by 浦河深之 at 18:18Comments(0)休養馬・未出走馬

2025年02月18日

次あたりで馬名かな【今週の2歳馬】

ローラズライト23(父Gun runner、牝)はシュウジデイファーム。
引き続き、場内の屋外のウッドチップコースでハッキングを3000m、
週2回はBTCのウッドチップの屋内坂路でハロン16秒を上限としたキャンターを1000m乗っています。
週2回、坂路をハロン16秒で乗っても、疲れは見られません。
運動量に伴って増やしている飼い葉も、ぺろりと平らげています。
これは、着実に体力が強化されている証でしょう。
このまま調教を積み重ね、体力向上に努めます。


ボイルトウショウ23(父ビッグアーサー、牝)はシュウジデイファーム
引き続き、ウォーキングマシーン運動を行う程度に留め、左前肢の骨瘤の様子を見ています。
骨瘤は大分固まってきたようで、運動後に脚元のチェックを行っても触診反応はなくなり、熱感が増すこともありません。
そのため、この中間からは運動時間を延ばしています。
変わらず、運動中の歩様に乱れはなく、患部の状態は安定しています。
もうしばらくは水冷等のケアをしっかり続けながら、良化を促していきます。


センティフォリア23(父デクラレーションオブウォー、牡)は吉澤ステーブル
引き続き、BTCの屋内の直線ウッドチップコースを主体にハロン20秒くらいのペースで2000m、
週2回はウッドチップの屋内坂路でハロン16秒を上限としたキャンターを1000m乗っています。
この中間には、坂路のテンからハロン16秒で乗る日を設けました。
最後まで大きなフットワークを維持し、馬なりで駆け上がっています。
ここまで順調にステップアップしているため、坂路の終いをハロン15秒で乗る準備を整えていきます。


スズカグラーテ23(父ナダル、牡)は様似町軽種馬共同育成センター(BTC前)
現在は、BTCの屋内のダートコースをハロン20秒くらいのキャンターを2400m、
週2回はウッドチップの屋内坂路の終い1ハロンを15秒で乗っています。
コンスタントに坂路の終いを強めに乗るようになっても、
ハロン18秒のペースの時と変わらず、手応えに余裕があります。
騎乗者からの加速の指示に対する反応も、回数を重ねるごとにどんどん良くなっています。
今後は、終いの2ハロンから15秒で乗ることを検討していきます。


ウェイトゥヴェルサイユ23(父コントレイル、牝)はグランド牧場(ファンタストクラブ内)
引き続き、屋根付きのダートコースでハロン22秒くらいのペースで3200m、
週2回のダートの屋根付き坂路の調教のうち1回は終いから15-15を乗っています。
この中間から、坂路の終いを強めに乗るようになりました。
楽な手応えのまま登坂できており、変わらず調教後の精神面も安定しています。
更にペースを上げた調教にも対応できる強い馬体づくりや更なる体力の強化に努めていきます。


(レポート内容は2/18現在)



今週の2歳馬レポートも、特に大きな動きはありませんでした。
骨瘤のボイルトウショウは良化傾向で何より。
その他の馬たちも、順調にメニューをこなしています。
早期デビュー、という感じの動きはまだまだ見えてきませんが、
その前に次のレポートあたりで、名前が決まるかもしれません。
名前が決まると、いよいよ競走馬という雰囲気が出てきます。
今年はどうでしょう。採用されるかな。ちょっとドキドキ。




  
Posted by 浦河深之 at 18:17Comments(0)休養馬・未出走馬

2025年02月05日

お久しぶりです【今週の2歳馬】

ローラズライト23(父Gun runner、牝)はシュウジデイファーム。
現在は、場内の屋外のウッドチップコースでハッキングを3000m、
週2回はBTCのウッドチップの屋内坂路でハロン16秒を上限としたキャンターを1000m乗っています。
坂路の終いを強めに乗るようになり、前進気勢が増してきました。
同時にフットワークに力強さが出ており、気持ちの変化が動きに好影響をもたらしています。
最後まで馬なりのまま登坂でき、運動後の息が戻るのに時間は掛かりません。
このまましっかり乗り込むことで、テンからハロン16秒のペースで乗るための下地をつくっていきます。
現在の馬体重が435kg。


ボイルトウショウ23(父ビッグアーサー、牝)はシュウジデイファーム
引き続き、ウォーキングマシーン運動を行う程度に留め、左前肢の骨瘤の様子を見ています。
この中間に獣医師の再診を受け
「まだ骨瘤の中心にほんの僅かに熱が残っていますが、歩様は問題ないですね。
今はまだ無理をする時期ではありません。
固まるまでは乗り運動を控え、マシーン程度の軽めの運動に留めた方が良いでしょう」

との所見を得ました。最近は、馬格が一回り大きくなってきました。
運動量を制限せざるを得ない状況は残念ですが、成長している点はプラスと言えるでしょう。
引き続き水冷等のケアを施しながら、早期治癒に努めます。現在の馬体重は449kg。


センティフォリア23(父デクラレーションオブウォー、牡)は吉澤ステーブル
現在は、BTCの屋内の直線ウッドチップコースを主体にハロン20秒くらいのペースで2000m、
週2回はウッドチップの屋内坂路でハロン16秒を上限としたキャンターを1000m乗っています。
坂路では1ハロンごとにペースを上げるトレーニングを課しています。
騎乗者が軽く手綱を緩めるだけで、自然とスピードに乗り、坂の終いまで馬なりのまま駆け上がれています。
また、ハロン18秒のペースで乗っていた頃に目立っていた
軽いフットワークには力強さが加わり、動きが大分しっかりしてきました。
このまま乗り込み、更なる底上げに努めます。現在の馬体重は466kg。


スズカグラーテ23(父ナダル、牡)は様似町軽種馬共同育成センター(BTC前)
現在は、BTCの屋内のダートコースをハロン20秒くらいのペースで2400m、
週2回はウッドチップの屋内坂路でハロン18秒を上限としたキャンターを1000m乗っています。
坂路調教を再開した後も、非常に前向きに登坂しています。
これは昨年末に終いを強めに乗った経験が活きているのでしょう。
また、運動後にケロッとしている様子からは、ここまで着実に体力が強化されていることが窺えます。
馬体を程よくふっくら見せ、毛艶も良好。内外面のコンディションの良さが滲み出ています。
今後、週2回は坂路の終いをハロン15秒で乗る予定です。現在の馬体重は490kg。


ウェイトゥヴェルサイユ23(父コントレイル、牝)はグランド牧場(ファンタストクラブ内)
現在は、屋根付きのダートコースでハロン22秒くらいのペースで3200m、
週1、2回はダートの屋根付き坂路でハロン18秒を上限としたキャンターを800m乗っています。
この中間から坂路調教を再開。徐々にペースを上げ、昨年と同じくらいの速さで乗るようになりました。
程よいくらいの前進気勢で登坂し、その後の息の戻りも良好です。
また、調教の前後も変にイライラするような仕草は見られませんし、馬房の中でも、落ち着いて過ごしています。
今後は、定期的に坂路の終いを15-15で乗ることで、体力の底上げに努めていきます。
現在の馬体重は428kg。


(レポート内容は2/4現在)




先週、今週と出走馬がいなかったので、少しのんびりさせてもらいました。
もう少し、書いたり書かなかったりでやっていきます。

2歳馬情報が上がってきました。
今月から月2回の更新。早い馬は入厩への動きも徐々に出始めるかもしれません。

ボイルトウショウ23の骨瘤はまだすっきりしてきません。
馬体の成長も含めて、ここはじっくりと待つだけです。
牡馬2頭は相変わらず順調ですが、気になるのはウェイトゥヴェルサイユ23。
姉がアクシデント続きでデビューが延期になってしまい、妹が心配です。
今のところ大丈夫そうですが、馬体はもっと大きくなってほしいところです。


  
Posted by 浦河深之 at 18:07Comments(0)休養馬・未出走馬

2025年01月22日

待ち遠しい次走【今週の3歳休養馬】

3歳アルマデオロはチャンピオンヒルズ
引き続き、週1回坂路で時計を出しています。
15-15ペースで入ってラスト2Fを伸ばす格好で。馬なりのまま楽に12秒台をマークしました。
仕掛けた時の反応も良く、最後まで余力十分。相変わらず動きは良好です。
また、脚元や体調などに気になるところはありません。順調そのものです。
当面は今くらいのメニューで調整し、帰厩に備えていく予定です。馬体重は506㎏。
「馬なりでラスト2Fは12秒台で時計を出しています。特に変わりはないですね。順調にきていますよ。
これならもう何本か追えば態勢は整うと思います。今は検疫が込み合っているみたいですからね。
戻るのは少し先になるかもしれません。しばらくはこんな感じで乗り込んでいきます」(担当者)



3歳フェブルアーリアは宇治田原優駿ステーブル
先週末に馬房内で捻ったのか右トモの歩様が少し気になりました。
ただ、程度としてはごく軽いもの。ケアしたことで翌日にはすっかり解消しています。
現在は大事をとってウォーキングマシーン運動に控えていますが、症状がぶり返すようなことはありません。
22日からは騎乗調教を再開し、徐々にペースを上げていく予定です。馬体重は454㎏。
「他の馬がバタバタしていると、つられてうるさくする時がありますからね。
それで少し捻ってしまったのかもしれません。念のためマシーンで様子を見ましたが、もう大丈夫そうですね。
明日からはまた乗り出していこうと思います」(担当者)




牡馬2頭が初戦を終え、第2戦に向けて鋭気を蓄えています。
アルマデオロは初戦案外でしたが、評価が下がるものではなく、
力が発揮できるタイミングならば問題ないと思います。
相変わらず順調に調整できているようなので、次で決めてくれると信じています。

フェブルアーリアは初戦、思わぬ形でデビューしましたが
それなりに形になっていたと思います。
ちょっと脚をひねったようですが大事には至らないようで何より。
本音では1週早かったデビューですから、次が本番と思いましょう。
  
Posted by 浦河深之 at 18:30Comments(0)休養馬・未出走馬

2025年01月21日

無事に年越し【今月の2歳馬】

ローラズライト23(父Gun runner、牝)はシュウジデイファーム。
引き続き、場内の屋外のウッドチップコースでハッキングを3000m、
週2回はBTCのウッドチップの屋内坂路でハロン18秒を上限としたキャンターを1000m乗っています。
坂路をハロン18秒で乗る調教にも、大分慣れてきました。
この中間には終い2ハロンを16-16で乗っています。
初めて経験するペースに戸惑いはなく、四肢の回転は一段と速く感じました。
調教後の反動は見られないため、今後、週2回は坂路の終いをハロン16秒で乗る予定です。


ボイルトウショウ23(父ビッグアーサー、牝)はシュウジデイファーム
引き続き、ウォーキングマシーン運動を行う程度に留め、左前肢の骨瘤の様子を見ています。
まだ、骨瘤の中心部に若干の熱が残りますが、変わらず歩様は安定しており、
最近は触診反応を示さなくなってきました。患部の状態は、日毎に落ち着いている印象です。
運動を制限している分、徐々に元気が出て、体力を持て余し気味でも、人の手を煩わせるほどではありません。
このまま適度な運動とケアを継続することで、早期治癒に努めていきます。


センティフォリア23(父デクラレーションオブウォー、牡)は吉澤ステーブル
引き続き、BTCの屋内の直線ウッドチップコースを主体にハロン20秒くらいのペースで2000m、
週2回はウッドチップの屋内坂路でハロン18秒を上限としたキャンターを1000m乗っています。
馬体の成長に伴って、全体のバランスが整ってきました。
走りにも好影響を及ぼしており、ストライドが大きくなっています。
変わらずスタミナに余裕があるため、今月末からは坂路の終いをハロン16秒で乗ることを検討しています。
なお、この中間に本場へ移動しています。


スズカグラーテ23(父ナダル、牡)は様似町軽種馬共同育成センター(BTC前)
年末年始はウォーキングマシーン運動を行う程度に留めました。
現在は、BTCの屋内のダートトラックでハロン20秒くらいのキャンターを2400m乗っています。
調教を立ち上げ直している最中ですが、先月に比べて動きに軽さを感じるだけではなく、
騎乗者の扶助に対しての反応も良くなっています。
昨年末、坂路の終いをハロン15秒で乗った効果がしっかり出ているようです。
今後はキャンターの距離の延長や坂路調教を再開することで、更なる良化に努めます。


ウェイトゥヴェルサイユ23(父コントレイル、牝)はグランド牧場(ファンタストクラブ内)
年末年始の5日間はウォーキングマシーン運動を行う程度に留め、一息入れました。
坂路の終いをハロン15秒くらいで乗った後も、変にイライラすることはなく、いつもと変わらず落ち着いています。
また、疲労も見られません。現在は調教を立ち上げ直している最中で、
屋根付きのダートコースをハロン22秒くらいのペースで3200m乗っています。
近いうちに坂路調教を再開し、定期的に15-15を乗ってもへこたれないような体力の強化に努めます。


(レポート内容は1/21現在)



ボイルトウショウの骨瘤は気になるものの、
それ以外に大きなアクシデントなどの報告はありませんでした。
細かい内容はリップサービス込みなので(笑)あまりあてにはなりません。
とりあえず、アクシデントさえなければ順調ということでよしとしましょう。

気難しガール、ヴェルサイユドールの妹は今のところカリカリすることはないようです。
ただ、姉も昨年の今頃は特に問題はありませんでした。
秋ごろのレポートから怪しい記述が現れ始めます。
妹はどうでしょう。変なところは似ないでほしいですが(苦笑)

  
Posted by 浦河深之 at 18:08Comments(0)休養馬・未出走馬

2025年01月17日

ヴェルサイユドール、追い切り中止 【今週の3歳馬】

3歳アルマデオロは チャンピオンヒルズ
角馬場で入念にフラットワークを行ったあと、坂路をハロン18-16秒で1本乗り込み、週1回時計を出しています。
ラスト2Fを13秒、12秒前半で。先週よりも若干負荷を強めています。
このくらいであれば鞍上は持ったまま。馬なりで楽に脚を伸ばしてきました。
攻めてきてもピリピリすることはありません。相変わらず、おっとりし過ぎているほどです。
でも、落ち着きがあるのは良いこと。しっかり動けており、特に気にすることはないでしょう。
まだ具体的なことは決まっていないため、
もうしばらくは今くらいのメニューで緩めないように調整していく予定です。馬体重は506㎏。
「今日は相手に合わせる格好で上がってきました。動かすと時計がしっかり出ますね。
やっぱり能力は感じますよ。体や脚元に問題もありません。
いつ声が掛かっても良いように調整していきます」(担当者)



3歳フェブルアーリアは検討した結果、芝のレースは鞍数自体が少なく、しばらく間隔を空ける必要があるため、
短期放牧を挟むことになりました。11日、栗東トレセンから宇治田原優駿ステーブルへ移動しました。
移動後はコースで普通キャンターを2000m、坂路をハロン18秒で1本乗っています。
若干左トモに筋肉痛の症状はありましたが、調教に支障のない程度。治療の必要はなく、
日常的なケアで対処しています。また、飼い喰いや体調などに問題もありません。
順調に立ち上げることができました。徐々にペースを上げ、帰厩の態勢を整えていく予定です。馬体重は450㎏。
「特に変わった感じはないですね。前回と同じように進めていけると思います。
どこにも気になるところはないですよ」(担当者)



3歳ヴェルサイユドールは15日、(軽めキャンター)
角馬場で入念に動かしたあと、Eコースを軽めキャンターで1周しています。
依然として口向きに敏感なところはありますが、なんとか我慢は利いている様子。
脚捌きは軽快で順調に調整することができています。
ただ、馬体はギリギリの印象。輸送を考慮すると少しでも余裕を持たせておきたいところです。
「坂路だと、どうしても気が入り過ぎてしまうようですね。最後で苦しくなると口が利かなくなってしまいます。
やっぱり難しいところはありますね。でも、角馬場やEコースならまだ我慢できています。
それでゆったりと走らせる日を設けて調整しています。
もう少し体がふっくらしてくれると良いのですが、ここまでは順調にきていますよ。
輸送もあるので、できるだけ維持していきたいですね」(高柳先生)

16日、厩舎周りの引き運動
CWコースへの馬場入りの際にテンションが高くなり、
ラチの方に倒れ込んで尻もちをつくような格好になってしまいました。
騎乗していた亀田温心騎手は落馬負傷。そのため、追い切りは中止して、厩舎周りの引き運動に留めています。
何箇所か軽い打撲のようになっていますが、それ以外で脚元等に大きく気になるところはありません。
獣医師からも「競馬に向けて進めていくことに支障はない」と言われています。
このまま問題ないようであれば、徐々に時計を出して態勢を整えていきます。
「馬場入りを待たされたことでテンションが上がってしまったみたいです。
いつもならある程度のところで我慢が利くのですが、追い切ってきたことで苦しくなっていたのかもしれません。
ジョッキーには申し訳ないことをしました。
幸い、馬の方は異常がないので、また様子を見ながら進めていきます」(高柳先生)



2歳グレートセンスは13日に坂路で軽く追い切っており、引き続き動きはスムーズで、順調に状態が上がってきています。
先週末の変則開催により14日が全休日(一部の馬は調教可)だったため、
全休明けの15日は横山琉人騎手が騎乗して、ハロン16~17秒ペースのキャンターを2本乗って調整しています。
動きは変わらずスムーズで、体調も良好です。
今のところ、中山(日)ダ1200・牝に出走させたい意向ですが、
想定の段階ではフルゲート16頭に対して4節の本馬は優先順位が25~30番目となっており、除外対象です。
16日、美南W良  68.0 52.4 38.3 12.3  強めに追う
クラウンハート(三未勝)強めの外0.3秒先行0.2秒先着
ウッドチップコースで併せ馬で追い切り。
テンは1馬身ほど先行し、終いはムチが入るなどして一杯に追われ、しっかり伸びて1馬身ほど先着しました。
動きは変わらずスムーズで、順調に状態が上がってきています。
中山(土)ダート1200・混と中山(日)ダート1200・牝はともに除外対象だったため、投票は見送りました。
今のところ、来週の中山(土)ダート1200・牝に向かう予定です。
「まだ追ってから少しモタついてしまいますが、大分動けるようになってきましたね。
馬場の外めを回って、これだけ時計が出せれば十分でしょう。
あとは来週もう1本追って、きっちり仕上がりそうですよ」(相沢先生)




今週出走予定だったグレートセンスは除外確実で投票回避。
デビュー戦はやや太かったので、絞る時間があるのはいい方にとらえましょう。

心配なのはヴェルサイユドール。
相変わらずの気難しガールで、ついに負傷者を出してしまいました。
園田競馬であんな事故があったばかりなので他人事ではありません。
気性面はそんなに簡単に矯正できないですからね。
何とか少しでも落ち着いて、その闘争心をレースに向けてくれるといいのですが。




  
Posted by 浦河深之 at 18:35Comments(0)休養馬・未出走馬

2025年01月09日

ヴェルサイユドール、気難しい・・・【今週の3歳馬】

3歳アルマデオロは チャンピオンヒルズ
年末からは15-15を開始しています。
少し間隔は空いていましたが、持ったまま楽な感じで駆け上がってきました。
その後も問題はないため、ラスト2Fを13-13で伸ばしています。
大きく変わった感じはありませんが、準備運動からシャキシャキしたところが出てきた印象。
いくらか気持ちが入ってきたのかもしれません。これが良い方向に向いてくれることを期待しています。
また、飼い喰いは良好で馬体や脚元に気になる箇所もありません。
今後は段階的に負荷を強め、徐々に帰厩の態勢を整えていく予定です。馬体重は504㎏。
「時計も入れ始めています。問題ないですね。これなら順調にペースを上げていけると思いますよ。
雰囲気は変わらず良いですからね。来週はもう少し強めに追っておきます」(担当者)



3歳ヴェルサイユドールは4日、帰厩しました。
8日、CW(普通キャンター)
亀田温心騎手騎乗でCWコースを2周しています。
いくらか頭を上げ気味でしたが、本馬としては我慢できている方。
スピード感があって軽快なフットワークで走っていました。
ラストは若干抑えが利かない印象でしたが、14秒8であれば問題ないでしょう。
馬具を工夫した効果でフォームは以前よりも良くなっていました。
「レインライト(しっかりと背中の筋肉を使って走らせる為のトレーニング馬具)を着けていたので、
そこまで頭を上げるようなことはなかったですね。
しっかり我慢が利いていたと思います。力んでいたので、ジョッキーも最後はかなりきつそうでしたが。
でも、坂路に比べてコースの方がまし。動きは良かったですね。
これならすぐに仕上がるでしょう。ちょっとワンペースな印象ですが、最初なのでまずは芝を試してみます。
スピードがありそうなので1200mというのも良いのでは。
難しいところがあるので、調教から競馬までは亀田温心騎手に乗ってもらうつもりです」(高柳先生)

9日、栗坂良  52.6 38.3 25.8 13.4 馬なり余力
三歳未勝一杯を0.4秒追走0.2秒先着
坂路、併せ馬で追い切りました。亀田温心騎手騎乗。
テンは追走。かなり行きたがっていましたが、なんとか抑えは利いていました。
頭の位置もそこまで気になりません。残り300m地点で並び掛けていくと、そのまま一気に前へ。
抜け出してからはセーブ気味にゴールしてきました。
「できるだけ並んでいくように」との指示だったため、突き放していくことはしませんでした。
上がりが要していることは問題ありません。楽に52秒台が出ているように十分な内容でした。
様子を見ながら負荷を強め、デビューの態勢を整えていく予定です。
1/26小倉(日)芝1200・混に出走予定です。
「やっぱり難しいところがあるみたいですね。
ジョッキーの話では『馬の後ろにつけていると大丈夫。でも、並び掛けていくと我慢ができない。
一気に抜けてしまった。最後は無理していないし、もう少し落ち着きが出てくればもっと時計が詰まりそう』とのこと。
できれば最後まで並んでいきたかったんですけどね。
でも、これだけの時計が出せるのは能力があるということ。
まだ追い切りを始めたばかりですし、これから更に良くなってくると思いますよ。
輸送もあるので、なるべく体を維持していきたいですね」(高柳先生)



3歳グレートセンスは8日、ウッドチップコースでキャンターを長めに乗って調整しています。
前半はゆったりとしたペースで進み、半マイルからハロン16~17秒ペースで脚を伸ばしました。
動きは変わらずスムーズで、体調も良好です。
9日、今週は明日以降に追い切ることになり、坂路でハロン17~19秒ペースのキャンターで調整しています。
引き続き、動きや馬体は問題ありません。更に追い切りを重ね、出走態勢を整えていきます。
「順調ですね。昨日はウッドチップコースで長めから乗ったので、
予定を変更して、追い切りは明日以降に行います。
今週の投票状況からすると、来週出走できるか微妙な感じなので、
やりすぎないように調整していきます」(相沢先生)




フェブルアーリアがデビューし、残るはヴェルサイユドール1頭となりました。
力はありそうですが、ちょっと気難しいところがあるようで。
妹もいるのでその辺気になりますが(;_;)
デビュー予定が再来週、というのもちょっと気になります。
それまで我慢できるでしょうか。
クラブや牧場の期待が大きい馬ですから、いい形で結果に繋げてほしいです。

既にデビュー戦を走った2頭も臨戦態勢。
もちろん、負けっぱなしで終わる馬ではありません。
3歳世代で勝っていないだけに、2世代ぶりの勝利に向けてがんばれ!






  
Posted by 浦河深之 at 18:28Comments(0)休養馬・未出走馬

2024年12月27日

3歳になったら行くぞ!【今週の2歳馬】

2歳アルマデオロはチャンピオンヒルズ。
若干ペースを上げて、坂路ではハロン18-16秒のキャンターを1本乗っています。状
態は良い意味で変わりありません。
鞍上の指示には従順。バタバタしたり、気を抜いたりすることはなく、
真面目に調教に取り組んでいます。
飼い喰いは旺盛で健康状態も良好。変わらず順調に調整が進んでいます。
年末もしくは年明け早々から時計を入れ始め、徐々に帰厩の態勢を整えていく予定です。
馬体重は502kg。
「緩ませない程度に乗り込んでいます。とてもバリバリ攻めてきて競馬を使ったとは思えませんね。
おっとりしているんです。もうちょっとピリッとしても良いようなものなんですが。
無駄なことしない優等生。気性的にも奥手かもしれません。
体や脚元に問題はないので、今年の最後か年明けくらいから
15-15を始めていこうと考えています」(担当者)



2歳フェブルアーリアは25日、CW(普通キャンター)
角馬場でじっくりとウォーミングアップしたあと、CWコースを1周しています。
この中間は熱発することもなく体調は安定しています。
少しずつ強くなってきたのでしょう。
「先週は追い切ったあとも熱発することはありませんでした。少しカリカリしているくらい。
これなら大丈夫でしょう。年明け中京2週目の芝1600を目標に進めていきます。
あと3週間、なんとか順調にいってほしいですね」(中村先生)

26日、栗CW良  95.7 80.0 66.1 52.8 38.0 12.3 一杯に追う
新馬馬なりの内0.9秒追走0.1秒先着
前を行く僚馬2頭を目標に先頭から5、6馬身ほど追走。
道中の行きっぷりは良く、3コーナー手前では直後まで進出していきました。
最内につけていくと、手応え良く直線へ。追ってからもグイグイと脚を伸ばし、わずかに先着しました。
コース取りの違いはあるとはいえ、6Fから80秒0と好タイムをマーク。
先週からグッと時計を詰めてきたのは好印象です。本数を重ねるごとに動きは良化してきました。
このままコンスタントに負荷を掛け、デビューの態勢を整えていく予定です。
1/13中京(月)芝1600・混に出走予定です。
「速い時計が出ましたね。内を回ったことはありますが、後半の時間帯でこれだけ動けていれば上等ですよ。
良い感じでした。これなら中京の2週目なら十分使えると思いますよ。
あとはこのあと熱発をしなければ。そのあたりは注意しながら進めていきます」(中村先生)



2歳ヴェルサイユドールはチャンピオンヒルズ。
高柳大輔先生から「検疫の関係で帰厩は年明けになりそう」と伝えられたこともあり、
この中間は調整方法を一部変更。コース入りを始め、坂路の頻度も増やしています。
大事を取って1頭で調教していることもあって、テンションが上がったり、力んだりすることはありません。
角馬場の時と同じようにリラックスして走ることができています。
動きは良好で順調に気配は上向いてきました。
今後も週1回のペースで時計を出しながら帰厩に備えていく予定です。
馬体重は466kg。
「少し時間もできたのでコース入りを試してみました。1頭なら大丈夫ですね。
自分のリズムでいけば問題ありません。
坂路でもふわっとおろせば以前のようにカッとすることもなくなっています。
集団で調教した時にどうかというのはありますが、ここまで順調ですよ。
この中間は55〜56秒を出しているので、明日(25日)は54秒を目標にいく予定です」(担当者)



2歳グレートセンスはレース後も異常ありません。
今のところ、次走は中山ダート1200m戦にいずれかに出走させたい意向で、
今後の投票状況を見ながら出走レースを検討していきます。
「全体のペースが上がった時にうまく対応できず、離されてしまいました。
今の本馬の体力面からすると少し距離が長かったかもしれないので、
次は1200m戦に向かってみようかと考えています。
一度使って次は上積みがありそうですし、なんとか挽回したいですね」(相沢先生)





来週には3歳となる2歳勢。
2頭が2歳デビュー出来ましたが、結果は残念でした。
まだまだこれからです。頑張ってもらいましょう。

グレートセンスはレース後も異常なく一安心。
いったん放牧に出すのかと思いましたが、続戦のようです。
距離短縮で、どこまで前との差を詰められるでしょうか。

まだデビュー前の2頭も、それほどデビューは遠くない様子です。
フェブルアーリアは熱発することなく乗り切りました。
ヴェルサイユドールは年明けに帰厩はずれ込みましたが、
基本的に順調に進んでいる様子です。
2頭とも、デビューの日が待たれます。



  
Posted by 浦河深之 at 18:10Comments(0)休養馬・未出走馬

2024年12月24日

ボイルトウショウ23、満口御礼【今月の1歳馬】

ローラズライト23(父Gun runner、牝)はシュウジデイファーム。
現在は、場内の屋外のウッドチップコースでハッキングを3000m、
週2回はBTCのウッドチップの屋内坂路でハロン18秒を上限としたキャンターを1000m乗っています。
運動の負荷を上げた後も、毎日元気一杯に調教に臨めています。
動きも日を追うごとにしっかりしてきており、騎乗者からは
「身のこなしが軽やかで、非常にスピード感のある走りをしていますよ」との声を貰いました。
乗り込むにつれて胸が深くなり、トモの幅が増す等、馬体は着実に成長しています。
また、運動量に合わせて、飼い葉の量も増やしていますが、
変わらず食べ切れているのは良い傾向と言えるでしょう。
なお、最近は腰高な体形になってきたため、成長を阻害しないようにじっくり進めていきます。
現在の馬体重は425kg。


ボイルトウショウ23(父ビッグアーサー、牝)はシュウジデイファーム
週2回は、BTCのウッドチップの屋内坂路でハロン18秒を上限としたキャンターを1000m乗ってきました。
ここまでトレーニングを積み重ねて、馬体は一段とボリューミーになっています。
特にトモの発達が顕著で、父の影響が強く感じられる印象です。なお、この中間に左前肢に骨瘤が出てきました。
獣医師からは「歩様に左右差はありませんが、触診した際に若干嫌がる素振りを見せます。
中心部に少し熱も感じられます。しばらくは乗り運動を控えた方が治りも早いでしょう」との所見を得ました。
そのため、現在はウォーキングマシーン運動を行う程度に留め、脚元の様子を見ています。
患部が落ち着くまでは騎乗調教を控え、運動後は水冷等のケアを行い、
早期治癒に努めていきます。現在の馬体重は420kg。


センティフォリア23(父デクラレーションオブウォー、牡)は吉澤ステーブル
現在は、BTCの屋内の直線ウッドチップコースを主体にハロン20秒くらいのペースで2000m、
週2回はウッドチップの屋内坂路でハロン18秒を上限としたキャンターを1000m乗っています。
坂路では馬なりのままハロン16秒台の時計を計測することがあるくらい、楽々と登坂できています。
運動の負荷を一段階上げてからは、更に飼い喰いが旺盛になり、
食べた分がしっかり身になっているようで、馬体の厚みがどんどん増しています。
また、ここにきて腰高な体形に変化しており、成長期に入った印象です。
更に坂路調教のペースを上げても、十分対応できそうなくらい体力的にも余裕がありますが、
しばらくは運動の負荷を維持して、馬体の更なる成長を促していきます。
現在の馬体重は462kg。


スズカグラーテ23(父ナダル、牡)は様似町軽種馬共同育成センター(BTC前)
現在は、BTCの屋内の直線ウッドチップコースでハロン20秒くらいのペースで2000m、
週2回はウッドチップの屋内坂路でハロン18秒を上限としたキャンターを1000m乗っています。
これくらいの調教メニューであれば、体力的に余裕を持ってこなせています。
そのため、この中間には坂路の終い1ハロンを15秒の時計で乗りました。
軽く促すとスッと加速し、最後まで楽な手応えで駆け上がっています。
なお、騎乗者からは「とてもパワフルで、前進気勢も旺盛です。
ここにきてグングン良くなってきましたね」と高評価。
ペースを上げたことで、息が整うまでに多少時間は掛かっていましたが、
1歳のこの時期にハロン15秒のペースで乗れたのは、良い経験となることでしょう。
現在の馬体重は480kg。


ウェイトゥヴェルサイユ23(父コントレイル、牝)はグランド牧場(ファンタストクラブ内)
現在は、屋根付きのダートコースでハロン22秒くらいのペースで3200m、
週1、2回はダートの屋根付き坂路でハロン18秒を上限としたキャンターを800m乗っています。
今月に入ってからキャンターの距離を延長したり、坂路のペースを上げたりする等、
運動の負荷を段階的に強めました。また、この中間には坂路の終いをハロン15秒の時計でも乗りました。
終始楽な手応えで登坂できていますし、体力面において余裕が感じられる内容でした。
もちろん調教後に飼い喰いが悪くなることはありませんし、気性面でも落ち着いています。
ここまで着実に心身の成長が感じられます。後は、更に馬体重が増えてくることを期待したいところです。
このまま更なる良化を促すように進めていきます。現在の馬体重は421kg。


(レポート内容は12/24現在)



ボイルトウショウ23が先日満口御礼となりました。
御一緒される方、よろしくお願いします。
ただ、今月のレポートでは骨瘤を発症とのこと。
一息入りますが、しっかり治してもらいましょう。

それ以外にこれといったアクシデントの報告はありませんでしたが、
やはり、牝馬3頭がちょっと馬体重が寂しい感じがします。
動きが悪い感じがしないのはいいのですが、もう一段の成長を期待したいです。

これで、1歳としては最後のレポート。
次は2歳馬としてのレポートとなります。
ひとつ年をとって、成長したレポートを待ってます。

  
Posted by 浦河深之 at 18:34Comments(0)休養馬・未出走馬

2024年12月20日

フェブルアーリア、初時計の評価は 【今週の2歳馬】

2歳アルマデオロはチャンピオンヒルズ。
先週の後半からは坂路入りを開始。現在は角馬場でほぐしたあと、ハロン18-17秒で1本乗っています。
徐々にペースを上げてきていますが、ここまでは至って順調。
馬体に傷んでいる箇所もなく、健康状態はすこぶる良好です。
この先も緩めずに調整して、帰厩の態勢を整えていく予定です。馬体重は500㎏。
「良くも悪くも変わりなしといったところですね。競馬を使ったわりにピリッとしてきません。
以前のようにおっとりとしていますね。
お兄さんのシュガークンも最初はこんな感じでしたし、奥手の血統なのかもしれません。
どこかでもう一段階成長してくれると思いますよ。
硬さや疲れはないので、このままじっくりと乗り込んでいきます」(担当者)



2歳フェブルアーリアは18日、CW(普通キャンター)
この中間、軽い熱発はありましたが次の日には落ち着いており大きな問題はありません。
飼い喰い、体調ともに大分戻ってきました。
「先週追い切ったあと、微熱が出てしまったんです。1日で治まってくれたので良かったんですが。
飼い喰いがちょっと細くなっていますし、テンションも少し高くなってきました。
まだ体力が足りないのかもしれません。
明日、もう1本時計を出してみて、また熱発するようであれば放牧に出すことも考えています」(中村先生)

19日、栗CW良  86.7 71.0 55.3 39.8 12.1
(まだ競走馬登録が完了していないため、数字以外の情報は上がっていませんが、
ヤマニンヒストリア・2歳、アラウズ・2歳と併せています)
僚馬2頭の併走を目標にスタート。1、2馬身ほど追走していきました。
道中はゆったりとした流れ。コーナー中間からじわっと外に並び掛けて直線へ。
ビシビシと一杯に追う相手に対し、ゴール前だけ軽く仕掛けてほぼ3頭横並びで入線しました。
全体の時計は速くありませんが、上がりは12秒1とまずまず。
まだ余力も感じられ、動きは悪くありませんでした。
このあと体調面に変化が出なければ良いのですが。問題ないようであれば、
このままコンスタントに負荷を掛け、デビューの態勢を整えていく予定です。
「動きはまずまずでしたね。コースで追うのはこれが1本目。そのことを考えれば上々でしょう。
悪くはありませんでした。問題はこのあと。体調を崩さなければ良いのですが…。
先週も楽に走っていたように見えて、熱発してしまいましたからね。
注意して様子を見ていきます」(中村先生)



2歳ヴェルサイユドールはチャンピオンヒルズ。
先週の半ばには坂路で4Fから58秒くらいで時計を出しています。
抑えると頭を上げがちですが、スッと行かせると問題ありません。
まっすぐ前を向いてきれいなフォームで走っていました。
スピード感があって動きは良好。このくらいであれば余裕たっぷりといったところです。
また、馬体重は470㎏と多少減っていますが、お腹のラインがゆったりして見栄えは良くなっています。
飼い葉はちゃんと食べており、これから更に良くなってくることでしょう。
なお、高柳大輔先生からは「早ければ年内に戻してくる。どんどん進めていくように」と指示されています。
今後はコンスタントに本数を重ねて態勢を整えていきます。
「明らかに馬が良くなりましたね。この馬なりに腹袋も出てきました。
時間があればコース入りを試すことも考えましたが、年内に戻る可能性があるようですからね。
下手にテンションが上がっても良くないですし、メニューは変えないことにしました。
現状、角馬場と坂路での時計で十分だと思いますよ」(担当者)




グレートセンスが今週デビューですが、
それ以外の2歳馬も今後に向けて虎視眈々です。

既にデビューしたアルマデオロですが、評価が下がることはありません。
一回使って、ぐっと成長してくるタイミングを待ちましょう。
早くも帰厩が視野に入っているヴェルサイユドール。
放牧先でも「馬がよくなった」との評価です。
年内帰厩、1月にはデビューとなるでしょうか。

フェブルアーリアは体質の弱さが気になるところですが、
追い切り内容自体は悪くはありませんでした。
この後、熱を出さないかどうか。
この馬も、どこかで壁Ⅱを乗り越えてもらわなくてはなりません。
この辺で一気に飛び越えてほしいところです。


  
Posted by 浦河深之 at 19:27Comments(0)休養馬・未出走馬