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プロフィール
浦河深之
浦河深之
読み方は「ウラカワ ミユキ」(♂)。静岡市生まれ、在住。1995年から一口馬主を始め、1997年初勝利。2006年重賞初優勝。2008年9月27日、初出走から12年目にしてJRA全競馬場での愛馬優勝を達成。2013年、通算40勝到達。2017年、通算50勝到達。2019年、通算60勝到達。2020年、春のクラシックに初出走。2022年、念願の口取り撮影初参加。2023年、通算70勝到達。ネットで知り合った一口馬主仲間とともに駿河軍団が誕生、ブログやメーリングリスト、オフ会などで競馬を楽しみ、情報交換や愛馬自慢をしています。
心の最強馬はメジロマックイーン、心のアイドル馬はナイスネイチャ。馬券下手。初代牝馬下手(2010年9月11日返上。現在は二代目)。2025年、年明け早々に体調を崩しダウン。更新ペースもダウン中。

現在の出資馬(JRA所属)
(2025/3/31)

グレアミラージュ
(8歳牡1勝・1勝クラス)
レディベル
(6歳牝3勝・3勝クラス)
〇地スペシャルナンバー
(6歳牡1勝・2勝クラス)
〇地スピアヘッド
(6歳牡1勝クラス中央未勝利・障害1勝オープン)
ビターゼノビア
(5歳牝2勝・2勝クラス)
クレセントウイング
(5歳せん1勝・1勝クラス)
アルマデオロ
(3歳牡・未勝利)
フェブルアーリア
(3歳牡・未勝利)
グレートセンス
(3歳牝・未勝利)


以下 未入厩馬・地方転籍馬

地方転籍馬
フォートポータル
(4歳せん・名古屋・今津博之厩舎)
ヴェルサイユドール
(3歳牝・ホッカイドウ・角川秀樹厩舎予定)


2歳馬
ローラズキャンディ
(父Gun runner、牝)
ベイビーシスター
(父ビッグアーサー、牝)
パーシヴァル
(父デクラレーションオブウォー、牡)
テンカムテキ
(父ナダル、牡)
ヴェルサイユシエル
(父コントレイル、牝)


引退した活躍馬
ビターエンダー
(牡13戦2勝
重賞2着1回リステッド1勝
3歳牡馬クラシック全出走)
主な勝ち鞍
プリンシパルステークス
(2020年、リステッド)

マンハッタンスカイ
(牡68戦7勝重賞1勝)
主な勝ち鞍
福島記念
(2008年、JPN3)
巴賞
(2009年、オープン)
函館競馬場グランドオープン記念
(2010年、オープン)

ソリッドプラチナム
(牝26戦3勝重賞1勝)
主な勝ち鞍
マーメイドステークス
(2006年、G3)

ゴールデンメイン
(せん26戦5勝
重賞2着1回3着1回)
主な勝ち鞍
御堂筋ステークス
(2004年、1600万下)
日本海ステークス
(2007年、1600万下)

通算成績1048戦75勝
(含む重賞68戦2勝、リステッド競走1勝、特別14勝、障害4勝)
2025年度成績9戦1勝
2024年度成績51戦1勝
2023年度成績66戦4勝
2022年度成績36戦2勝
2021年度成績43戦5勝
2020年度成績44戦2勝
2019年度成績59戦6勝
2018年度成績55戦4勝
2017年度成績55戦5勝
2016年度成績45戦2勝
2015年度成績23戦0勝
2014年度成績47戦1勝
2013年度成績46戦3勝
2012年度成績33戦3勝
2011年度成績41戦0勝
2010年度成績54戦4勝
2009年度成績54戦3勝
(2025年3月31日現在、
中央競馬のみ。)
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2008年12月15日

続・ゴールデンメイン伝説

先日、ゴールデンメインのエピソードをご紹介しましたが、
まだまだあります。ここで続きをご紹介します。



ゴールデンメインの母フェイヴァーワンは、トウショウボーイ産駒の活躍馬でした。
重賞にはわずかに手が届きませんでしたが、33戦6勝、堂々たるオープン馬でした。
そんな活躍馬を母に持つゴールデンメインがオープンに出世したことで、
フェイヴァーワンの産駒成績に注目が集まりますが
実は、産駒で中央地方合わせても勝ち上がっているのはゴールデンメインただ一頭
(今日現在)
その一頭がオープン馬という、母がその持てる能力を全て受け渡したかのような一頭なのです。
そんな一頭が早々に去勢されてしまうとは…(涙)




募集時、ゴールデンメインは全く人気がありませんでした。
成績の伸び悩むラムタラと、子供がさっぱり走らないフェイヴァーワンの子供。
しかも、3150万という高額の募集価格
馬体こそきれいで見栄えしたものの、ツアー当時から気性の悪いところがあり、
やっぱり手を出しにくい馬でした。
でもまさか、成長してもここまで悪いとは思わなかったですが^^;

僕も、500口募集でなかったら出資していなかったでしょう。
そんなこともあり、数少ない出資者には非常にゴールデンメインに愛着を持った方が
多いような気がします。
そんな不人気馬でしたが、同期の中では出世頭です。



初出走の後、ゴールデンメインは脚部に不安を発生、
診断は右後肢付け根の辺りに肉離れということでした。
「しばらくは経過観察、完治までは月単位」との報告、放牧も考えていたはずなのですが、
なんと2週間後には乗り運動を始めてしまいます
その後、そこには不安を発症することなく調教を重ねていきます。
いったい、あの肉離れの診断はなんだったんでしょう(@_@;)
今となっては本当に肉離れだったかどうかも怪しいものです。

その肉離れ騒動の2戦後、ゴールデンメインは初勝利を飾ります。



とにかく、厩務員さんは怪我をさせられたのがトラウマとなってしまったのか、
ことあるごとに

2003/5/21  「とにかくうるさくなってきた。去勢して欲しいわ・・・」
(厩務員)
2003/6/1 「馬運車を降りてから、パドック、返し馬と馬っ気を出して、もう気が荒すぎる・・・」
(初勝利後のコメント。助手)
2003/6/18  「去勢?して欲しいなあ。オトコ馬ばかりのレースでもあれやもんな」
(厩務員)


と、ゴールデンメインの能力よりも気性のことばかり口にしています(ーー;)
勝ったのにこんなコメントって…(T_T)


3歳秋に去勢手術を行い、幾分扱いやすくはなったとのことでしたが、
クラブ関係者曰く、

「おとなしくなったのが、去勢によるものか成長によるものかは微妙なところ。
ただ、一度怪我させちゃってるから厩舎の人たちが…」



最初の一撃が強烈だったようです(@_@;)






4歳の春、重賞出走で結果が残せず、目黒記念の後放牧に出ます。
ゆっくり体を休めて秋に備えるはずが、飛び込んできたニュースが「屈腱炎発症」。
いったい放牧中に何をしたら屈腱炎になるんでしょう。(T_T)
結局、その後一進一退の状態を繰り返し、2年間以上の休養を余儀なくされます。




屈腱炎から復帰して3戦目となる昨年7月の日本海ステークス。
グリーンチャンネルパドック解説のY氏は、

「いいところがない」

バッサリ切り捨てました。

しかしこのレース、ゴールデンメインはY氏の酷評を嘲笑うかのように
渋った新潟の直線を力強く駆け抜け優勝、見事オープン復帰を飾ります。

そのレース映像はこちら



日本海ステークスを勝った後、新潟記念に出走を予定しますが
ここでアクシデント。
当時、猛威を振るっていた馬インフルエンザ検査で陽性反応が出てしまい、
出走が不可能となってしまいました。
すぐに陰性に転じたものの、

「新聞に陽性反応が出たと名前が出てしまったので、運動していると黴菌を見るような目で見られるよ」(厩務員)

とのコメントも…

せっかくベストの状態に仕上げて、田中勝春騎手も日本海ステークスに続いて乗ってくれそうだったのに、
新潟記念は回避、朝日チャレンジカップに向けて調整しなおすことに。
しかし、そこでもゴールデンメインは重賞レベルの能力を見せ付けます。

3,4番手の好位で競馬を進め、直線を迎えますが、
直線半ばで6,7番手までポジションを落としてしまいます。
やっぱり重賞では厳しいかと思った瞬間、もう一度ぐいっと伸び返し、
前を行った馬をきっちり全部捕らえたところでゴール。
外から来た勝ち馬には及びなかったものの3着、十分重賞にも手が届く、と思った瞬間でした。

そのレース映像はこちら


その後、屈腱炎を再発して、現在に至るわけです。



******************************


同期のフルヴィクトリーも今年2月に登録を抹消され、
クロニカはもうお母さんになっています。
年が明けると9歳。昔でいうところの10歳になります。
数えで馬齢を呼んでいた頃は人間の年に換算するのに4をかける、ということをいいましたから、
そうするともう40歳。ああ、同い年(苦笑)

いくら消耗がないとはいっても、体力的なピークは過ぎているでしょうし、
ブランクだって大きなハンデ。
ましてや屈腱炎という大きな怪我のあとだけに、
能力を発揮するのはそう簡単ではないでしょう。

でも、関係者のみなさんの努力で再びここまでたどり着きました。
これまでのゴールデンメインの歩みを見ていると、きっとなにか、 
もう一度ものすごいものを見せてくれそうな気がしてならないのです。







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Posted by 浦河深之 at 19:09│Comments(0)在厩馬
 
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