一口馬主やってます＠静岡（競馬微毛地帯）

ミーシャレヴューは土曜日阪神3レース、2歳未勝利戦に54キロ岩田康成騎手で、
ハンターワディは土曜日小倉8レース、3歳上500万下に57キロ笠松の筒井勇介騎手で
それぞれ出走が確定しています。
ミーシャの未勝利戦は相手が揃ってしまったなあ…(＞_＜)
詳しくは明日、新聞を見ながらという事で。


さて、クラブから今年最後の1歳馬の近況情報が更新されました。


ソリッドプラチナム10（父ジャングルポケット、牝）は加藤ステーブル。
環境の変化に戸惑うことはなく、加藤ステーブルに移動後も落ち着きを保っていました。
本馬の癖を掴むことを目的に再度ブレーキングを行いましたが、
一度行ったことの復習のようなもので、問題らしい問題はなく、すぐに騎乗を開始することができました。
現在は屋内の角馬場などを中心にダクやハッキングを乗り、身のこなしの柔らかい動きを見せています。
今のところ、気になるところもなく調教はできていますが、
精神面や馬体の成長を促しながらじっくりと進めていく予定です。移動直後の馬体重は410ｋｇ。


カイロローズ10（父アドマイヤムーン、牝）はヒダカシーサイドファーム。
ハッキングを乗っていましたが、現在は屋内のダートコースでダクを2000ｍ、
ごく軽めのキャンターを2000～3000ｍ乗っています。
砂をより深くしたダートコースの走りでも全く応えた様子はなく、かなり体力はありそうです。
また、頭を低くしてハミをしっかりと噛み、非常に前向きかつ力強い走りには、
本馬の持つポテンシャルの高さが感じられます。
田島良保調教師は、来春辺りからBTCで調教を行う方針を示されているため、
それまではヒダカシーサイドファームでしっかりと鍛えていきます。


テンシノキセキ10（父クロフネ、牝）は吉澤ステーブル。
現在はBTCの屋内ダートコースや屋内直線ウッドチップでハロン22～25秒のキャンター2000～2400ｍを消化。
乗り始め直後は体調が安定しないこともありましたが、今は元気一杯。
見た目通り、如何にもパワータイプと感じさせる走りを見せています。
また、姉は精神面で多少カリカリするところもありますが、
騎乗者が「クロフネ産駒らしい、とても乗り易い馬」と話しているように、
どっしりと構えて運動できている点は心強いです。
今後は、状態を見ながらキャンターのペースアップ（ハロン20秒くらいに）するタイミングを見計らっています。
現在の馬体重は453ｋｇ。



クロニカ10（父ブライアンズタイム、牡）は賀張共同育成センター。
調教メニューに余裕が出てきたこともあり、12月中頃からは屋外のダートコースで乗るダクの
距離を5000ｍに延ばしています。
コンパクトな体形に映りますが、前進姿勢はどの馬にも負けないくらい旺盛。
非常に小気味の良い走りで、先頭を走っていると後の馬をどんどん引き離してしまいます。
また、後ろを走っていると我慢仕切れずにキャンターに移ろうとするくらい、
走りたくて走りたくて仕方がないようですが、良い競走馬になるためには時に我慢も必要。
しっかりと気持ちをコントロールして運動できるように教えながら、調教を行っていきます。


（レポート内容はいずれも12/20現在）





競走馬は年が明けると1つ年を取りますので、
今回が1歳馬として最後のレポートとなります。
進み具合に差はあるものの、特にトラブルもなく概ね順調に進んでいるようです。

小柄な2頭、ソリッドプラチナム10はクロニカ10．
ソリッドの方は、母も小柄でしたし母の父ステイゴールド産駒も小柄にでる傾向があり、
それでも母は重賞を勝っていますからあまり心配はないでしょう。
一方、クロニカ10ですが、母は同時期に既に480キロ台の馬体をしていました。
それに比べると、牡馬であることを考えればもう少し馬体が欲しいところ。
これからの成長に期待するところですが、脚元も心配になる血統だけに
期待と不安の入り混じります。

姉キミニアエタキセキとほぼ同じ体重の妹テンシノキセキ10。
こちらは気性面での落ち着きが伝えられ、一安心です。
そして、馬体が最も大きいのがカイロローズ10。
図体だけでなく、体力もありそうという事で楽しみが膨らんできます＾＾
このままどの馬も無事に年を越して2歳になり、
晴れのデビューを目指して頑張ってもらいましょう(^_-)