一口馬主やってます＠静岡（競馬微毛地帯）

一口馬主の楽しみの一つは、馬名を考えることができること。
ユニオンの場合は冠号がないので、９文字目いっぱいを使えます。
決して応募は多くないようですが、
実際には採用までの道のりは遠く、これまでに採用されたのはわずか４頭です。
今年も敢え無く撃沈でした。
また今度がんばります。

さて、２歳馬の名前が決まったところで、
これまでの全ての出資馬42頭の名前と意味、
言語と由来を一気にプレイバックしてみましょう。



馬名（意味）…言語・由来

セカンドサービス（テニス用語）…英語・母名（ファーストサービス）より
ベストホリスキー（最高のホリスキー産駒）…英語+日本語・父名（ホリスキー）より
パステルレインボー（パステルの虹）…英語・祖父（レインボウクエスト）より
アルケミスト（錬金術師）…英語・父名（ゴールデンフェザント）より
サイクロンホイップ（サイクロンのように強い風）…英語・父名（ヤマニンゼファー）より
シャドウチャプター（影の章）…英語・母名（サスペンスクイーン）より？
スタンドアップ（立ち上がれ）…英語・由来不明（命名は新オーナー）
ヒーリングガール（癒し系の少女）…英語・由来不明（当時の流行？）
ブラックジョーカー（黒い切り札）…英語・見た目より
【採用】インビジブルタッチ（神の見えざる手）…英語・父名（ラムタラ）より
ジョイフルステージ（喜びの舞台）…英語・母名（ブラッシングデビュタント）より
カノッサー（美術品鑑定家）…フランス語・母名（リンクスオブゴールド）より
ニュースティッカー（ニュース表示板）…英語・願望から？
ゴールデンメイン（黄金の鬣）…英語・見た目より
【採用】ロックステディ（音楽の一種）…英語・母名（ロックオンナウ）より
フルヴィクトリー（完全勝利）…英語・願望から
クロニカ（新聞記事）…スペイン語・願望から
リンディホップ（ダンスの一種）…英語・母名（ダンサーズシューズ）より
ダンルヴァン（流行）…フランス語・母名（シンウインド）より
カンタベリーベル（フウリンソウ）…英語・母名（クラシックチャイム）より
クオーターバック（アメフトのポジション）…英語・父名（フォーティナイナー）より
グロリアスヴュー（絶景）…英語・父名（フジキセキ）より
ダークキングダム（闇の王国）…英語・父名（ダンスインザダーク）より
ベルベティーン（綿ビロード）…英語・母名（タケノベルベット）より
ビヨンドザムーン（月の向こうへ）…英語・願望から
ソリッドプラチナム（純プラチナ）…英語・父名（ステイゴールド）より
パシフィスト（平和主義者）…英語・父名（マヤノトップガン）より
シーフェニックス（海の不死鳥）…英語・血統（シーバードのクロス）より
エレオカリス（ヘアーグラス）…ラテン語・母名（タニノカリス）より
マンハッタンスカイ（マンハッタンの空）…英語・父名（マンハッタンカフェ）より
【採用】マリエンベルク（地名）…ドイツ語・父名（マリエンバード）より
ステラフィッサ（恒星）…イタリア語・母名（タイキコメット）より
ファスキナーレ（魅了する）…ラテン語・願望から？
レイラニ（天使のようにかわいい子）…ハワイ語・父名（キングカメハメハ）より
アースコンシャス（地球を感じる）…英語・父名（ネオユニヴァース）より
バルバロッサ…ドイツ語（人名）・見た目より
【採用】ワシリーサ（人名）…ロシア語※・父名（ストラヴィンスキー）より
ハンターワディ（王宮名）…ビルマ語・父名（バゴ）より
ロックフェス（音楽イベント）…和製英語・父名（ロックオブジブラルタル）、母名（ドリームヒット）より
キミニアエタキセキ（君に会えた奇跡）…日本語・母名（テンシノキセキ）より
クエルクス（樫）…ラテン語・母系（木に関する馬名）より
ミロス（地名）…ギリシャ語※・母名（テンザンビーナス）より

※…英語表記のためクラブ発表では英語となっていますが、
それぞれ固有名詞のためここではその元の国名を言語としています。



全４２頭


言語別内訳
英語・和製英語28頭
ラテン語　　　　3頭
フランス語　　　2頭
ドイツ語　　　　2頭
スペイン語　　　1頭
日本語　　　　　1頭
英語+日本語　　1頭
ギリシャ語　　　1頭
ロシア語　　　　1頭
ハワイ語　　　　1頭
ビルマ語　　　　1頭

馬名由来別内訳
（血統由来32頭）
父(祖父)より　　　16頭
母(母系)より　14頭　
両親より　　　1頭
血統の特徴　　1頭
（血統由来以外10頭）
馬への願望　　5頭
見た目より　　3頭
由来不明　　　2頭


ユニオンの馬名と言えば、いろんな言語が使われているイメージがありますが、
意外に英語が圧倒的多数を占めていました。
英語以外の言語の中には固有名詞や学名も多く、
やはり現実的には英語以外の外国語で考えるのは難しいようです。


また、由来に関しては冠号がないだけに、
王道の血統で考えやすいのでしょう。
これも血統由来系の馬名が圧倒的多数でした

一方、由来が明らかでないものが２頭います。
ユニオンで名前がつけられなかったスタンドアップは別として、
唯一、「ヒーリングガール｣だけが、どこからこの名前を引っ張ってきたのか、
よくわかりません。
当時流行していた「癒し系」から来ているのでしょうが、
なぜこの馬に癒し系を見出したのかは不明です。


とはいえ、よく言われる「トンデモ馬名」はほとんど見られない印象ですが、
皆さんの感想はいかがでしょう。
トンデモ馬名を回避するには、やはりそれ以上の名前を
自分で考えて応募するのが一番です＾＾



余談ですが、この記事を書くにあたり、
クラブのホームページにある過去の馬名一覧を参考にしましたが、
ああ、こんな馬いたなあ…と、
ちょっとセンチメンタルな気分に浸ってしまいました。