2019年08月14日
ベストティアーズ、開腹手術。【休養馬】
5歳ベストティアーズは昨日夕方から疝痛の症状を見せ始めたため、
すぐに獣医師を呼んで治療を施しました。
しかし、一向に良化しなかったため、急遽、夜の8時半頃に美浦トレセン診療所に移動させ、
検査と治療を行いました。
エコー検査では小腸が通常より張っていることが確認され、
出来うる限りの内科的治療を行いましたが、症状は治まらず、
夜11頃から開腹手術が行われました。
開腹して内部を確認したところ、腸間膜に先天的に穴が空いていたようで、
その穴に小腸が入り込み、そこで捻じれて、1メートルほど小腸が壊死していた模様。
壊死していた箇所を切除し、小腸を縫合して繋ぎ合わせ、手術自体は無事終了。
現在、体調は安定していますが、今後きちんと小腸が機能するかどうかが問題となってきます。
小腸が1メートルほど短くなったため、正常に機能せずに
毒素等が滞留して腸炎を起こす可能性もあります。
まずは1週間ほど舎飼いにして静養し、経過を観察していきます。
さっきアップした記事のあとに飛び込んできたベストティアーズのアクシデント。
先日はエポカドーロが開腹手術を受けたというニュースがありましたが、
ベストティアーズは小腸の部分切除という大事になってしまいました。
牝馬で使用期限も来年の2月に迫っているので、
レース復帰は微妙な状況となってしまいました。
繁殖も走ると同等かそれ以上の負担がかかりそうなので、
今後のベストティアーズの状態が気がかりです。
すぐに獣医師を呼んで治療を施しました。
しかし、一向に良化しなかったため、急遽、夜の8時半頃に美浦トレセン診療所に移動させ、
検査と治療を行いました。
エコー検査では小腸が通常より張っていることが確認され、
出来うる限りの内科的治療を行いましたが、症状は治まらず、
夜11頃から開腹手術が行われました。
開腹して内部を確認したところ、腸間膜に先天的に穴が空いていたようで、
その穴に小腸が入り込み、そこで捻じれて、1メートルほど小腸が壊死していた模様。
壊死していた箇所を切除し、小腸を縫合して繋ぎ合わせ、手術自体は無事終了。
現在、体調は安定していますが、今後きちんと小腸が機能するかどうかが問題となってきます。
小腸が1メートルほど短くなったため、正常に機能せずに
毒素等が滞留して腸炎を起こす可能性もあります。
まずは1週間ほど舎飼いにして静養し、経過を観察していきます。
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Posted by 浦河深之 at 19:26│Comments(0)
│休養馬・未出走馬