一口馬主やってます＠静岡（競馬微毛地帯）

2歳馬レポートが届きました。
今回は入厩を見据えたコメントが出始めています。


フィレール（父マンハッタンカフェ、母ヒシバイタル。牝）は愛知ステーブル。
屋内のロンギ場などで軽めの乗り運動を行っていましたが、
中間からはBTCの屋内のダートコースを主体としてハロン22秒のキャンターを1800mくらい乗っています。
一息入れ心身のリフレッシュが行えた分、馬体が太めには映ります。
そのため、性急なペースアップは行わず、しばらくは長めの距離をじっくり乗り込んでいった方がベターでしょう。
馬体のシェイプアップと速めの調教を再開できるだけの体力強化を念頭に進めていきます。


トゥルーハート（父ハーツクライ、母スコアズビー。牡）は宮崎ステーブル。
軽めから入り、終いはハロン20秒を切るくらいとペースに強弱をつけてキャンターを2500ｍ乗っています。
路盤が柔らかく、砂の深い海岸ではかなりの負荷が掛かっているはずですが、
力強い脚取りで砂塵を立てて走っている姿は頼もしいです。
今くらいのメニューではまだまだ余裕があるようです。
また、日によっては単走で調教している時もありますが、
物見をしたり波に驚いたりすることがないように精神面でも鍛えられています。
なお、今後は馬運車の練習やラチのあるコースに慣らせる意味でJRA宮崎育成牧場に通うことも考えていきます。
「普段は幼いところを見せますが、乗ると本当に真面目。良い性格をしていますよ。
それに、ここまで乗り込んでも全然バテることがないんですよね。
トレーニングを積んで良い体になってきましたし、これからも楽しみです」（担当者）





スティルウォーター（父キングカメハメハ、母ソリッドプラチナム。牝）は橋本牧場分場。
引き続き、週2、3回は日高軽種馬共同育成公社へ行き、
屋内や屋外のダートトラックでハロン20秒を上限としたキャンターを3000m乗っています。
田中章博先生から、「週1回程度15-15を継続して行えるだけの体力がついてきたら、入厩を検討していきたい」
との方針が示されているため、今後は状態と相談しながら、徐々にペースを上げていく態勢を整えていきます。
現在の馬体重は444kg。


ルドルフィーナ（父シンボリクリスエス、母アメーリア。牡）はキタジョファーム。
現在は、屋根付きのダートコースでハロン18秒くらいのキャンターを3200m、
週2回は屋内ダート坂路でハロン18秒前後のペースで乗っています。
速めの調教を行うのではなく、長めの距離をしっかり乗ることで体力や馬体の強化を目的とした調教メニューを組んでいますが、
砂の深いダートコースに負けることなく自分のペースを守り、しっかりしたフットワークで駆けています。
息の戻りが早い本馬は心肺機能が高く、期待通りの成長を見せています。
なお、今後の調教は栗東近郊で行うこととなり、近いうちに信楽牧場へ移動予定です。
現在の馬体重は478kg。


（レポート内容は5/2現在）




トゥルーハートは調教動画も合わせて。
海岸馬場での映像というのは初めて見ましたが、
砂浜の流木やゴミが気になったのですが、あれは影響ないのでしょうか。
素人目には、もう少し掃除してからやったほうがと思うのですが。
ザ石などの怪我が心配です。
ただ、全体的な印象は、ロッキー4で科学トレーニングをするロシアのドラコに対して
スタローン演じるロッキーが自然を相手にトレーニングしてドラコを倒す、
そのロッキーを思い出させる感じでした＾＾

スティルウォーターとルドルフィーナには動きが。
スティルウォーターは田中先生から入厩を見据えたコメントが。
産地馬体検査を受けているので、トレセンではなく函館に直接入厩でしょうか。
馬体重はもう少し欲しい感じもしますが、夏デビューが見えてきました＾＾

ルドルフィーナは本州への移動が示されました。
この時期にわざわざ本州へ移動と言う事は、当然入厩へ向けた準備と言うことでしょう。
まだ15-15もこれからですが、先生の目の届くところで入厩前の調整をして、
満を持して入厩と言う手はずでしょうか。
こちらは小倉か新潟か。
元気のない古馬勢、3歳勢に気合を入れる意味でも2歳馬には期待しています。