↑↑中央現役馬のみ↑↑

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プロフィール
浦河深之
浦河深之
読み方は「ウラカワ ミユキ」(♂)。静岡市生まれ、在住。1995年から一口馬主を始め、1997年初勝利。2006年重賞初優勝。2008年9月27日、初出走から12年目にしてJRA全競馬場での愛馬優勝を達成。2013年、通算40勝到達。2017年、通算50勝到達。2019年、通算60勝到達。2020年、春のクラシックに初出走。2022年、念願の口取り撮影初参加。2023年、通算70勝到達。ネットで知り合った一口馬主仲間とともに駿河軍団が誕生、ブログやメーリングリスト、オフ会などで競馬を楽しみ、情報交換や愛馬自慢をしています。
心の最強馬はメジロマックイーン、心のアイドル馬はナイスネイチャ。馬券下手。初代牝馬下手(2010年9月11日返上。現在は二代目)。2024年3月、3年越しにようやく車椅子新車完成。

現在の出資馬(JRA所属)
(2024/4/2)

グレアミラージュ
(7歳牡1勝・1勝クラス)
レディベル
(5歳牝2勝・2勝クラス)
〇地スペシャルナンバー
(5歳牡1勝・2勝クラス)
〇地スピアヘッド
(5歳牡1勝クラス中央未勝利・障害未勝利)
ビターゼノビア
(4歳牝2勝・2勝クラス)
クレセントウイング
(4歳せん1勝・1勝クラス)
フォートポータル
(3歳せん未勝利)
シトロンヴェール
(3歳牡未勝利)
ユズノキ
(3歳牝未勝利)


以下 未入厩馬・地方転籍馬

地方転籍馬
レインシュプリーム
(4歳牡・名古屋競馬今津博之厩舎)


2歳馬
アルマデオロ
(父レイデオロ、牡)
ヴェルサイユドーロ
(父ドゥラメンテ、牝)
フェブルアーリア
(父サートゥルナーリア、牡)
グレートセンス
(父シニスターミニスタ-、牝)


引退した活躍馬
ビターエンダー
(牡13戦2勝
重賞2着1回リステッド1勝
3歳牡馬クラシック全出走)
主な勝ち鞍
プリンシパルステークス
(2020年、リステッド)

マンハッタンスカイ
(牡68戦7勝重賞1勝)
主な勝ち鞍
福島記念
(2008年、JPN3)
巴賞
(2009年、オープン)
函館競馬場グランドオープン記念
(2010年、オープン)

ソリッドプラチナム
(牝26戦3勝重賞1勝)
主な勝ち鞍
マーメイドステークス
(2006年、G3)

ゴールデンメイン
(せん26戦5勝
重賞2着1回3着1回)
主な勝ち鞍
御堂筋ステークス
(2004年、1600万下)
日本海ステークス
(2007年、1600万下)

通算成績1002戦73勝
(含む重賞68戦2勝、リステッド競走1勝、特別13勝、障害3勝)
2024年度成績14戦0勝
2023年度成績66戦4勝
2022年度成績36戦2勝
2021年度成績43戦5勝
2020年度成績44戦2勝
2019年度成績59戦6勝
2018年度成績55戦4勝
2017年度成績55戦5勝
2016年度成績45戦2勝
2015年度成績23戦0勝
2014年度成績47戦1勝
2013年度成績46戦3勝
2012年度成績33戦3勝
2011年度成績41戦0勝
2010年度成績54戦4勝
2009年度成績54戦3勝
(2024年4月14日現在、
中央競馬のみ。)
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2024年04月25日

フォートポータル、今度は本物か 【今週の3歳馬】

3歳フォートポータルは24日、栗坂稍  57.5 42.5 27.3 13.3 馬なり余力
三オープン馬なりに0.6秒先行クビ先着
坂路、併せ馬で追い切りました。テンは先行。
僚馬をリードする格好で進んでいきました。後ろから突かれても行きたがるようなことはありません。
折り合いはしっかりついていました。最後はスッと馬体を並べて併入。
時計が遅かったこともありますが、終始、手応えには余裕がありました。
先週末にCWコースで負荷を掛けており、このくらいで十分です。
順調に仕上がってきました。この様子であればきっちりと態勢が整うことでしょう。
来週の京都(土)芝2200・混に出走予定です。
「週末にCWコースでしっかり追っているので、今日は坂路でサッと。
やっぱり気性面で成長していますね。以前と全然違いますよ。
ガツンと行きたがることもないし、前に出ても我慢して走ることができています。
休ませて良くなっていますね。これなら芝に戻って変わってくれると思いますよ。
順調ですね」(吉岡先生)



3歳シトロンヴェールは23日、名古屋競馬の交流競走、チェリー賞に出走し5着でした。
「馬は頑張って走ってくれたんですけどねぇ…。
ジョッキーの話では『距離に関しては忙しいとは感じなかった。ただ、じりじりとしか伸びてくれなかった』とのこと。
終始、追っ付けていましたし、1800mくらいの方が良いのかもしれません。
結果を出せなくてすみませんでした」(奥村先生)

レース後も脚元等異常はありません。次走については検討中です。
「交流競走でこれまでよりもメンバーは楽なので期待していたんですが…。
ちょっと負け過ぎでしたね。結果を出せず申し訳ありません。
また、いろいろと考えていきます」(奥村先生)

このあとはリフレッシュと間隔調整のため、短期放牧を挟むことになりました。
26日、栗東トレセンから信楽牧場へ移動します。次走は芝も視野に入れて検討していきます。
「まだ緩さが残っているので芝のスピード勝負はどうかという気はしますが、
今まで1度も使っていませんからね。
少し休ませてから、試してみることも考えています」(吉田先生)



3歳ユズノキは ジョイナスファーム
心身のリフレッシュのため、移動後はウォーキングマシーン運動のみで調整し、
23日から騎乗調教を開始しています。
まずはダクとハッキングを行っていますが、歩様は特に問題なく、脚元にも異常は出ていません。
様子を見ながら徐々に負荷を強め、心身の良化を促していきます。





シトロンヴェールはレース後も異常なく一安心。
とはいえ、結果はちょっといただけないものでした。
地方所属の騎手で刺激を受けてくれるかと期待したのですが、
相変わらず動きが悪く、激しいアクションに応えることもありません。
終いにちょっと脚を伸ばしただけでした。
奥村先生は「いろいろと考えていきます」とコメントされていますが、
馬具でどうこうなる感じでもないし、去勢でよくなる感じでもないし。
芝を検討とのことですが、現状のままでは厳しいかな。
血統的には対応できるとは思いますが。
とにかく、リフレッシュがただのリフレッシュで終わらないで
戻ってきてほしいです。


フォートポータルは追い切りでは相変わらず動きます。
ただ、吉岡先生が「以前と全然違う」とおっしゃってくれているので、
レースでも一変してくれることを期待しましょう。
今年のゴールデンウィークは今のところ特に予定もないので、
愛馬出走が唯一のお楽しみとなりそうです^^





  
Posted by 浦河深之 at 18:10Comments(0)休養馬・未出走馬

2024年04月24日

ビターゼノビア、東京開催後半へ【今週の吉澤ステーブルEAST】

5歳スピアヘッドは吉澤ステーブルEAST
ややペースを上げ、現在はハロン17秒を上限としたキャンターで調整しています。
動きは変わらずスムーズで、馬体にも異常は出ておらず、良い感じにペースアップできています。
新潟開催での出走を目指して今週中の帰厩を予定しており、
移動まではこのまましっかり乗り込み、態勢を整えていきます。


4歳クレセントウイングも吉澤ステーブルEAST
美浦トレセン内で本馬を担当している装蹄師と相談し、裂蹄箇所を部分的にカットしてもらい、
症状が悪化する可能性が低くなったことから、先週末から騎乗調教を再開しました。
まずは角馬場でダクとハッキングを行っていますが、
痛みを感じている様子はなく、歩様も問題ありません。
このまま問題なければ、周回コースでの調教も再開する予定です。


4歳ビターゼノビアも吉澤ステーブルEAST
若干ペースを上げ、現在はハロン18~19秒を上限としたキャンターで調整しています。
動きは変わらずスムーズで、馬体にも異常は出ておらず、良い感じにペースアップできています。
今のところ、6月の東京開催での出走を視野に入れており、
このまましっかり乗り込み、帰厩態勢を整えていきます。




現在3頭がお世話になっている吉澤ステーブルEAST。
スピアヘッドは今週帰厩とのこと。
一息入りましたが、障害での初勝利期待しています。

クレセントウイングは蹄をカットしたとのことで、
運動しながら伸びてくるのを待つといったところでしょうか。

ビターゼノビアは予定していた今週の復帰はなくなりましたが、
改めて6月の東京開催が出走予定となりました。
先日、開幕週に東京競馬場に行ってきました。
5月は今のところ行く予定はないですが、
ビターゼノビアが6月に出るとなれば、ここは行かなくては。
いい状態で戻ってきてください。

  
Posted by 浦河深之 at 18:10Comments(0)休養馬・未出走馬

2024年04月19日

グレアミラージュ、来週の1200へ 【今週の5歳上馬】

7歳グレアミラージュは17日、栗坂良  53.1 38.4 24.8 12.3 馬なり余力
坂路、単走で追い切りました。
道中はやや首を左に傾げていましたが、振り回すというわけではありません。
いつものように抑え切れないほどの手応えで進んでいきました。
ラストで手綱を譲ってからはまっすぐに。そのまま馬なりで脚を伸ばしてきました。
動き、時計ともに上々。使いつつ状態は更に上向いてきたようです。
実戦にいって気の難しいところを出さなければ好走も期待できるでしょう。
「相変わらず動きは良かったですね。どこにも問題はないし、順調にきていますよ。
もし入るようなら今週の1400mも考えていますが、来週になれば1200mが京都と新潟に組まれていますからね。
そちらの方が良いような気もするんですよねぇ。
ンバーを見てからどうするか決めたいと思います」(笹田先生)

検討した結果、今週の出走は見送ることになりました。
来週の京都(土)ダ1200か新潟(日)ダート1200・混に向かいます。
「前回、35秒5と切れる脚を使いましたからね。
ジョッキーとも相談して、もう1回1200mを試してみることにしました。
京都と新潟と組まれているのでメンバーも分散するのではないでしょうか」(笹田先生)



5歳スピアヘッドは 吉澤ステーブルEAST
引き続き状態は問題なく、先週の金曜日から角馬場での調教を開始し、
現在は周回コースでハロン20秒ペースのキャンターで調整しています。
歩様は特に問題なく、調教後も脚元に異常は出ていません。
このまま問題なければ、徐々にペースを上げ、帰厩態勢を整えていきます。


5歳レディベルはレース後も異常ありません。
今のところ、次走は5/5新潟(日)「咲花特別」(ダート1800・牝)に向かう予定です。
「途中で脚を使った分、終いは苦しくなってしまいましたが、
上がっていった時の脚はなかなか見どころがありましたね。
大きく前進とまではいきませんでしたが、レース内容はいくらか良くなったと思います。
今回のレース運びが良い刺激になって、次に繋がってくれるのではないでしょうか。
次走は新潟を予定しており、直線が平坦なので終いの粘りも違ってくると思います」(辻先生)




レディベルはレース後も異常なく一安心。
次は新潟に向かうことになりました。
6月になったら、梅雨時期の芝レースが待っています。
今のうちに調子を整えて、出来たら権利もとって。

先日、小牧騎手が8月に園田競馬に復帰するというニュースが流れました。
グレアミラージュとコンビを組めるのもあと少し。
中央を離れる前にこのコンビで先頭ゴールを見たいです。
その小牧騎手も交えた相談で、次も1200へ向かうとのこと。
あとは、あとちょっとだけの運が味方をしてくれれば、
きっと結果に結びついてくれることでしょう。


  
Posted by 浦河深之 at 18:17Comments(0)休養馬・未出走馬

2024年04月18日

シトロンヴェール、交流競走へ 【今週の3歳馬】

3歳フォートポータルは13日、栗東トレセンに帰厩しました。
17日、栗坂良  55.0 40.7 26.3 13.3 馬なり余力
古馬2勝馬なりを0.4秒追走同入
坂路、併せ馬で追い切りました。テンは追走。楽な感じで進んでいくと、最後はスッと並び掛けてゴールしました。
帰厩後1本目ということを考えれば十分な内容。手応えにはまだまだ余裕があり、良い動きをしていました。
ひと息入れたことで心身ともにフレッシュになっているようです。
また、馬体の張り、毛艶ともに良好。暖かくなってきたことで状態は上向いてきました。
更に本数を重ねて態勢を整えていきます。5/4京都(土)芝2200・混に出走予定です。
「このくらいの時計なら楽々ですね。
以前のような危うさもないし、去勢した効果が更に出てきたように感じます。
ダートは合うと思って2回使いましたが、結果はもうひとつでしたからね。
芝に戻して巻き返してほしいですね。新潟も考えましたが、長距離輸送はいくらか不安もあります。
休み明けということもありますし、まずは近場の京都へ向かいます」(吉岡先生)



3歳ユズノキはレース後も異常ありませんが、心身のリフレッシュのため、
16日、美浦トレセンからジョイナスファームへ放牧に出ました。
次走については今後の状態を見ながら検討していきますが、
ダート中距離戦に向かうことが有力です。
「体が良くなっていたので、レース内容も良化してくれると思っていたんですが、
良いところが全然なかったですね。
テンに行けず、道中も差を詰めることができず、終いは脚が上がってしまいました。
現状では芝のスピードに対応するのは難しそうなので、もう一度ダートに戻すしかないですね。
フワフワして進みが悪かったので、次はブリンカーを着けてみようかと考えています」(奥村先生)



3歳シトロンヴェールは17日、坂路(普通キャンター)
選択肢を広げる目的で4/23(火) 名古屋「チェリー賞」(ダート1500)に登録したところ、無事に選出されました。
そのため、予定を変更。新潟ではなく、交流競走に向かうことになりました。
17日は坂路を普通キャンターで1本乗っています。
また、ゲートの入りと駐立を確認していますがまったく問題はありませんでした。
相手関係はこれまでよりも楽になり、勝ち負けまで期待したいところです。
「ちょうど良いところに交流競走があったので一応登録してみました。いやぁ、上手く入りましたね。
当初は新潟の1週目を考えていましたが、予定を変更して名古屋に向かうことにしました。
今週でも使える状態にありますし、仕上がりに関しては問題ありません。
メンバーからもチャンスは大きいでしょうからね。良い結果を出せるように頑張ります」(吉田先生)

18日、CW良  88.1 72.3 56.2 39.3 11.6 一杯に追う
三歳未勝末一杯の内0.9秒先行クビ遅れ
まずは普通キャンターで1周。2週目の向正面からはスッとペースを上げていきました。
テンは先行する格好で。直線で内に併せると、最後はびっしりと追って脚を伸ばしてきました。
遅れはしましたが、相手はジョッキー騎乗。体重差もあり、問題はありません。
ラスト1Fは11秒6とまずまずで長めから行ったことを考えれば上等でしょう。
入念に本数を重ね、前走時以上の状態に仕上がりました。
交流競走で相手関係は楽になり、前進を期待しています。
4/23(火) 名古屋「チェリー賞」(ダート1500)に出走予定です。
「結果的に終いだけになってしまいましたね。でも、この馬としてはしっかり動いていたと思います。
欲を言えばもう少し上体が起きてほしいところですが、以前に比べたら良くなってきています。
仕上がりは悪くないですよ。テンに出していったとはいえ、前回は1800mで最後は止まっていましたからね。
距離短縮が良い方向に出てくれたら。ひと叩きしたことで変わってほしいですね」(助手)



ユズノキはレース後も異常なく一安心。
ただ、どこも悪くないのにあの結果というのはちょっと厳しいです。
馬体重があまり増えていなかったことには言及がないですが、
僕としてはそこが気になっています。
帰厩してきた時からずいぶん減っています。
もう少し馬体重があった方がいいと思うのですが、どうなんでしょう。
先生は「体がよくなっていた」とコメントされていますが、
輸送や、除外の影響はなかったのでしょうか。

フォートポータルは復帰戦に向けて順調。
予定日の翌日には、かつてのトレーニングパートナーだったディスペランツァが
アーリントンカップ優勝馬として、NHKマイルに参戦予定です。
追いつくのは簡単ではないですが、一歩でも前進したいところです。

シトロンヴェールは交流競走に挑むことになりました。
違う環境でレースすることで、いい刺激になってくれるとうれしいです。
まだまだ能力全開には遠いかもしれませんが、底力を見せてほしいです。


  
Posted by 浦河深之 at 18:33Comments(0)休養馬・未出走馬

2024年04月17日

クレセントウイング、裂蹄で一息入れることに。【今週の4歳馬】

名古屋転籍中の4歳レインシュプリームはイクタトレーニングファーム
角馬場やコースではハッキングや普通キャンターを長めに乗り込み、週2回は坂路で15-15を行っています。
時計を出した直後はやや気が入り過ぎる感もありますが、そのことが調整に影響しているわけではありません。
普段は程よい気合いで走っているように、やる気に満ちている証拠です。
飼い葉はしっかりと食べており、馬体重は426㎏とキープ。
十分な運動量を消化しつつ減らないのは良い傾向でしょう。
入れ替えの都合次第で帰厩する見込みのため、いつでも対応できるように準備しておく予定です。
「特に問題はありません。週2回ずつ時計を出していますし、順調にきていますよ。
もういつでも大丈夫。順番待ちですね」(担当者)



4歳ビターゼノビアは吉澤ステーブルEAST
引き続き、ハロン20秒ペースのキャンターでじっくり乗り込んでいます。
ここにきてようやく状態が上向いてきたようで、体重が増えて、動きにも活気が出てきました。
そのため、今週後半あたりからペースを上げて乗り込む予定です。現在の馬体重は466kg。



4歳クレセントウイングは 吉澤ステーブルEAST
先週の金曜日から騎乗調教を開始し、土曜日からは周回コースで調教を行っていましたが、
調教中に右前の蹄球付近をぶつけたようで、蹄の後部に裂蹄を発症してしまいました。
このまま調教を継続すると裂蹄箇所から出血する可能性もあるため、
現在は引き運動のみに留めています。
調教を再開するには蹄が伸びるのを待つしかなく、
2~3週間ほどは引き運動のみで良化を促していきます。





去勢手術明け、早々に乗り出して順調だったクレセントウイングでしたが、
裂蹄で一息入ってしまいました。
なかなかことはうまく運びません。

ビターゼノビアはようやく状態が上向いてきたとのことですが、
来週予定していたレースには間に合いませんでした。
6月の東京開催に間に合うようなら応援に行きたいです。
一応、御前レースは2戦2勝なので:-P

レインシュプリームは完全に態勢は整いました。
後は今津先生の判断次第、馬房状況次第。
言い訳が出来ない状態ですから、ここで白黒つけて次のステップに進みましょう。

  

2024年04月16日

アルマデオロ、本州移動へカウントダウン 【今週の2歳馬】

2歳アルマデオロはパッショーネ
現在は、屋内の角馬場でハッキングを6000m、週2回は屋外のダート坂路で、
1本目はテンから15-15を乗り、2本目はテンから14-14を乗っています。
現在の馬体重は482kg。ハードなトレーニングを積み重ねる中でも、
先月から10kg増えており、どんどん逞しく成長しています。
以前は、ハッキング時の走りが固まっていない印象もありましたが、
しっかりとした脚取りになってきました。
坂路でもより力強い脚捌きで、真一文字に駆け上がっています。
このまましっかり乗り込むことで、スタミナと筋力の更なる強化に努めていきます。
なお、清水久詞先生は、今後の入厩に向けた調教は本州の育成場で行う方針のため、
いつ移動の声が掛かってもよいように、体調の管理にも気を配っていきます。


2歳ヴェルサイユドールはグランド牧場(ファンタストクラブ内)
引き続き、屋根付きのダートコースでハロン24秒くらいのキャンターを2400m、
週1回はダートコースで1200mの後にダートの屋根付き坂路で15-15を乗っています。
週1回の15-15調教を継続することによる飼い喰いへの影響はなく、
馬体も極端に細くなった様子はありません。
しかし、普段の生活では大人しく、手を焼くようなことはないものの、
調教後に気持ちの昂りが見られるようになってきました。
現時点で、これ以上テンションが上がってしまうのはプラスでないため、
坂路の終いを強めに乗る調教メニューを控えることを検討しています。
馬体の回復や気性面に注意を払っていきます。現在の馬体重は442㎏。


2歳フェブルアーリアは小国スティーブル
現在は、屋根付きのダートコースでハロン18秒を上限としたキャンターを2000m、
週2回は終い1ハロンを15秒のペースで乗っています。
スタミナや筋力の強化は着実で、調教後に疲れが出ることもありません。
この様子なら、更にハロン15秒で乗る距離を延長しても、十分対応できそうな状態にあります。
その一方で、いくらか気持ちの昂りが見られることもあるため、注意を払う必要がありそうです。
調教量に強弱をつけながら、心身の成長を促していきます。現在の馬体重は456kg。


2歳グレートセンスは吉澤ステーブル
現在は、BTCの屋内の直線ウッドチップコース主体にハロン18秒くらいのペースで1000~2000m、
週1、2回はウッドチップの屋内坂路の終い2ハロンを15-15で乗っています。
牡馬にも見劣りしない雄大な馬格通りの、力強いフットワークが本馬の持ち味です。
15-15調教を開始してからは、よりパワフルな動きを披露しています。
15-15を乗った翌日も馬体に反動が出ることはなく、普段と変わらぬ様子で元気に調教に臨めています。
このままどんどん乗り込んでいきます。現在の馬体重は511kg。


(レポート内容は4/16現在)



今週も大きなアクシデントの報告なく一安心。
アルマデオロは、清水先生から本州移動の意向が示されました。
普通なら、これをきっかけに残口が一気に減るところですが、どうでしょう。
やっぱり、ユニオン会員は過去に高額馬で痛い目に遭っている人が
多いかもしれませんからね(苦笑)

アルマデオロと同じく、まだ残口のあるフェブルアーリア。
こちらはレポート内容自体は悪くないですが、
特段強調材料もなく、姉の走りも弟のセールスを後押しすることもできず。
いいです。中京に来たら一人で口取り並びます:-P

ちょっと気になるのはヴェルサイユドール。
馬体重は微増程度でほとんど横ばい。なかなか戻せません。
気性面が影響している可能性はあります。
牝馬だけに、ここはしっかり矯正しておきたいところです。

おそらく、ダート決め打ちと思われるグレートセンス。
レポートからも、その力強さが伝わってきます。
今はダート路線も2歳からルートが開かれています。
芝路線は他に任せて(笑)ダートを極めてもらいます。

  
Posted by 浦河深之 at 18:27Comments(0)休養馬・未出走馬

2024年04月10日

フォートポータル、帰厩は来週に【今週の休養馬】

5歳スペシャルナンバーは様似町軽種馬共同育成センター千葉分場
定期的にハロン16~17秒ペースの調教を行う予定でしたが、
先週後半から今週にかけて降雨の影響で馬場状態がいまひとつだったため、
ハロン20~25秒ペースのキャンターに留めて調整しています。
ここまで順調にペースを上げてきて、若干馬体に疲れが感じられていたこともあり、
程よいリフレッシュとなったようです。
脚元の状態は引き続き問題なく、体調も良好です。
馬場の回復具合を見ながらペースを上げた調教を行い、
更なる馬体の良化に努めていきます。


5歳スピアヘッドは 吉澤ステーブルEAST
移動後は冷却とキセノン照射の治療で脚元をケアし、
腫れが引いたことから、今週から騎乗して常歩運動を行っています。
歩様はスムーズで、運動後も脚元の状態は変わりありません。
もうしばらく常歩運動のみで様子を見て、
問題なければ、角馬場での調教を開始していきます。


3歳フォートポータルは 吉澤ステーブルWEST
引き続き、週2回、13-13と15-15で時計を出しています。
寒い時期よりも暖かくなってきた方が合っているようで、
馬体、動きともにグングンと良くなってきました。
体重は482㎏とほぼ変わりはないですが、張りや艶は見違えるほど。
これまでも悪くはありませんでしたが、更に良くなってきました。
なお、今週帰厩する予定でしたが、入れ替えの都合から来週に延期になりました。
このあともしっかりと本数を重ねて移動に備えていく予定です。
「馬がすごく良くなってきましたね。動きも毛艶もかなり良くなっています。
もうちょっと乗り込めばもっと良くなりそうな雰囲気がありますね。
1週間延びる分にはまったく問題ないと思います。
来週ならちょうど良いくらいに整いそうですよ」(担当者)





4歳以外の休養馬はスピアヘッドが増えて今週はこの3頭。
そのスピアヘッドは長い休みにはなりそうになくよかったです。
しっかり態勢を整えて戻ってきてください。


フォートポータルは帰厩が来週に延期。
ということは、復帰戦は5月に入ってからになりそうです。
伝え聞くところだけなら、すぐにでも勝てそうですが、
とにかくレースに行ってからがあてにならない^^;
今度こそ、能力開放と行ってほしいです。






  
Posted by 浦河深之 at 18:16Comments(0)休養馬・未出走馬

2024年04月09日

ビターゼノビア、ペース上がらず 【今週の4歳馬】

中央復帰を目指す4歳レインシュプリームはイクタトレーニングファーム
ここ最近はずっと同じメニューで調整しています。
週2回は坂路で15-15を行っているようにしっかりと負荷を掛けています。
気持ちの面も本馬なりに我慢できており、馬体や脚元に問題は出ていません。
疲れている様子もなく、元気一杯に走っています。
入念に本数を重ねてきたことで、息遣い、動きともに大分良くなってきました。
きっちりと態勢が整っている印象です。
概ねあと1、2週間程度で帰厩する見込みのため、
このまま緩めずに乗り込みながら移動に備えていく予定です。馬体重は426㎏。
「変わりないですね。週2本ずつ時計を入れているように順調ですよ。早ければあと1週間か10日ほどだと思います。もういつでも大丈夫なので、先生から声が掛かるのを待つだけですね」(担当者)


4歳ビターゼノビアは吉澤ステーブルEAST
引き続き、ハロン20秒ペースのキャンターでじっくり乗り込んでいます。
飼い喰いは悪くありませんが、このくらいのペースでの乗り込みでも体重が減っており、
まだ本調子ではない様子です。
引き続き同様のメニューで調整し、体重が増加傾向になってから
調教ペースを上げる予定です。現在の馬体重は452kg。


4歳クレセントウイングは吉澤ステーブルEAST
引き続き、ウォーキングマシーン運動を午前と午後に40分ずつ行っています。
手術箇所の経過は変わらず良好で、体調も問題ありません。
このまま問題なければ、今週末か来週あたりから騎乗調教を開始する予定です。



ファベルジェエッグに続き、中央で未勝利勝ち上がりあと一歩だったハルオーブ、
先行募集馬であと1勝で復帰だったブレスバイルーラーと、
相次いでユニオンの地方転籍馬が中央復帰を断念しました。
レインシュプリームはどうなんだろうと不安になってしまいますが、
まずは無事に帰厩して、復帰戦を迎えて欲しいです。

術後順調のクレセントウイングに対して、
心配なのはビターゼノビア。
復帰予定に変更がないのなら、そろそろ帰厩態勢を
考えるタイミングでしょう。
しかし、ペースが上がりません。
確かに天候が例年とは違う感じで、体調も追い付くのが
人間でも大変ではありますか…
どこが悪いのかはっきりすると対策も出来るんでしょうけど。  

2024年04月05日

1000レース目出走争いは、あっさり決着 【今週の出走馬・出走回避馬・除外馬】

7歳グレアミラージュは3日、栗坂良  52.7 38.3 25.1 12.5 末強め追う
坂路、単走で追い切りました。いつものように引っ掛かるくらいの行きっぷりの良さ。
道中は勢い良く進んでいきました。多少首は振り気味でしたが、本馬としては許容範囲内のもの。
最後で手綱を譲ってからはまっすぐに走っていました。馬場状態を考えれば時計も上々。
好調をキープしています。展開の助けはほしいところですが、ひと叩きしたことで前進も期待できるでしょう。
「変わりないですね。乗っていた助手も『動きは良かった』と話していましたよ。
1400mの方が競馬はしやすいかもしれませんが、距離は1200mでも大丈夫。
叩き2戦目で変わってくれると良いですね」(笹田先生)

阪神土曜日8レース、4歳上1勝クラスダート1200mに58キロ小牧太騎手で確定しました。


3歳ユズノキは3日、美南W良  66.1 51.1 37.3 12.0  強めに追う
三未勝末強めの外0.5秒先行0.2秒遅れ
ウッドチップコースで併せ馬で追い切り。
テンは3馬身ほど先行し、終いは強めに追われ、1馬身ほど遅れてゴールしました。
相手は体重の軽い騎手が騎乗しており、終いの切れ勝負では分が悪かったですが、
動きは変わらずスムーズで、力を発揮できる状態になっています。
「少し遅れてしまいましたが、タイム的には十分に動けており、
息遣いも問題なく、これできっちり仕上がったと思います。
馬体も程よくふっくら見せており、デビュー戦の時より状態は数段上ですね。
条件替わりはプラスに働くと思いますし、なんとかここで挽回したいですね」(奥村先生)

想定では除外はないとの見通しでしたが、出馬投票の結果除外となりました。
今のところ、来週の福島土曜日芝2000・牝に向かう予定です。


3歳シトロンヴェールは坂路(普通キャンター)
今週の出走も検討していましたが、無理せず見送ることになりました。
土曜日あたりから追い切って、態勢を整えていきます。
早ければ来週の阪神か福島も視野に入れていますが、
新潟まで待機する可能性もあります。
「中1週も考えていましたが、以前に間隔を詰めて使って結果が出なかったことがありましたからね。
それにもう少しトレセンで乗り込みたい気持ちもあるんです。メンバー次第で来週か再来週へ。
あと選択肢のひとつとしては新潟まで待っても良いかなと思います。
ローカルの方が相手関係は楽になるでしょうし、小回りの福島よりも競馬がしやすいでしょうからね。
状態を見ながらいろいろと考えていきます」(吉田先生)





シトロンヴェールは出走を回避し、ユズノキがまさかの除外。
そんなわけで、メモリアルレース出走はあっさりとグレアミラージュに決まりました。

前走で相性のいい中京より距離を優先して阪神に向かいましたが
今回はその阪神で距離短縮。
ちょっとちぐはぐな感じもしますが、状態の良さを結果に結び付けてほしいです。

ユズノキは当初は除外はない見通しでしたが、
さらに出走節の厳しい他のレースから回ってきた馬が予想以上に多かったのでしょう。
抽選にもなりませんでした。
せっかく永島まなみ騎手が確保できていたのに(涙)
次は芝2000mの牝馬限定戦とのこと。
待たされてデビュー戦のようなことにならないことを祈るばかりです。
  
Posted by 浦河深之 at 18:17Comments(0)休養馬・未出走馬

2024年04月04日

スピアヘッド、放牧再調整 【来週の出走予定馬・回避馬】

5歳スピアヘッドは先週の金曜日に草野騎手が騎乗して障害練習を行いましたが、
その後、右前球節に腫れが生じました。
すぐにレントゲン検査を行いましたが、骨には異常は確認されませんでした。
おそらく軽度の捻挫だと思われ、治療を施して週明けまで様子を見ましたが、
腫れはすっきりとは引かなかったため、大事を取って放牧に出して再調整することになりました。
2日、美浦トレセンから吉澤ステーブルEASTへ移動しています。
「障害練習の時に少し捻ってしまいましたかね。
歩様に異常はありませんが、球節は大きな負担の掛かる部分なので、
ここは無理せず、しっかり落ち着かせてからレースに向けて調整していくことにしました。
順調にレースまで行けず、申し訳ありませんでした」(菊川先生)



5歳レディベルは3日、美南W良  84.6 68.0 53.2 38.5 12.1  馬なり余力
古馬1勝馬なりの外0.8秒先行同入
ウッドチップコースで併せ馬で追い切り。3頭縦列の2番手を進み、テンは3番手を4馬身ほど先行。
3頭並んで直線に向き、終いは馬なりで楽に加速し、余力を残して併入しました。
先週よりも動きは良化しており、順調に状態が上がってきています。
引き続き、来週の中山(日)「利根川特別」(ダート1800)に出走予定で、更に追い切りを重ね、態勢を整えていきます。
「先週よりも更に動きが良くなりましたね。
終い軽く促したらスッと加速できており、前走出走時よりも数段反応が良くなっています。
タイム的にも十分な内容だったと思います。
今日の動きからすると、来週までにきっちり仕上がりそうですよ」(辻先生)




来週出走予定だった2頭のうち、スピアヘッドは脚部不安で放牧となりました。
大事に至らないことを願います。元気に戻ってきてください。

レディベルは順調走で何より。
このまま来週を迎えてほしいです。
中山ダートは僕がまだ愛馬での優勝を見ていないレースの1つ。
ここを勝って、JRA全10場完全制覇へリーチをかけたいです。

  
Posted by 浦河深之 at 18:26Comments(0)休養馬・未出走馬

2024年04月03日

フォートポータル、帰厩間近 【今週の休養馬】

5歳スペシャルナンバーは様似町軽種馬共同育成センター千葉分場
引き続き脚元の状態は変わりなく、予定通りに先週末にキャンターの終いをハロン18秒ペースに上げています。
その調教後も脚元に異常は出ておらず、歩様も良好です。
今週も様子を見ながらペースを上げた調教を行い、徐々に負荷を強めて馬体を良化させていきます。
現在の馬体重は510kg。


3歳フォートポータルは 吉澤ステーブルWEST
コースと坂路を併用してキャンターを乗り込み、週2回、13-13と15-15で時計を出しています。
ここ最近は一気に暖かくなってきたこともあり、毛艶はグッと良化。
張りも良くなってきたように代謝が上がってきたようです。
先週までよりも見栄えが良くなってきました。
強めのメニューでも持ったままの手応えで走っているように動きは変わらず良好。
調教を重ねるごとに状態は上向いてきています。順調そのものといって良いでしょう。
このまましっかりと負荷を掛け、帰厩に備えていく予定です。馬体重は484㎏。
「良くなってきましたね。体がふっくらしてきましたし、毛艶も大分良くなっています。
動きも相変わらず良いですよ。それに落ち着きが出て大人っぽくなってきた印象を受けます。
能力は高いと思いますし、なんとか次は変わってきてほしいですね」(担当者)






昨日記事にしたビターゼノビア以外の休養馬はこの2頭。
フォートポータルが帰厩態勢に入っているのに対し、スペシャルナンバーは
毎週、変わり映えのしないコメントが歯痒いです。

フォートポータルが調教でパートナーを務めていた僚馬ディスペランツァは
先日1勝クラスを勝ち、次はアーリントンカップを使う予定だそうで、
ここで賞金を積み重ねれば当然目標はNHKマイルカップでしょう。
ずいぶん差を付けられてしまいましたが、秋までには追い付きましょう。
まずは初勝利目指していい状態のまま戻ってきてください。

  
Posted by 浦河深之 at 18:16Comments(0)休養馬・未出走馬

2024年04月02日

クレセントウイング、手術終了【今週の4歳馬】

中央復帰を目指す4歳レインシュプリームはイクタトレーニングファーム
引き続き、週2回は坂路で15-15を行いながらキャンターをじっくりと乗り込んでいます。
馬体重は427㎏。しっかり負荷を掛けてきても減ることはありません。
飼い喰い、体調ともに良好で順調に調整することができています。
このまま定期的に時計を出し、帰厩に備えていく予定です。
「特に変わりはないですね。この中間も2回ほど15-15を乗っています。
強めにいくとカッとしますが、もっと走りたくて仕方がない感じ。
前進気勢が更に強くなっているのでしょう。競走馬として良いことだと思いますよ。
あとは先生から声が掛かるのを待つだけですね」(担当者)



4歳ビターゼノビアは吉澤ステーブルEAST
引き続き、ハロン20秒ペースのキャンターでじっくり乗り込んでいます。
動きは変わらずスムーズですが、前進気勢が物足りず、いまだ良化途上といった感じです。
気温の上昇とともに、ここから状態が良化してきてほしいところです。
もうしばらく同様のメニューで調整し、良化を促していきます。


4歳クレセントウイングは吉澤ステーブルEAST
先週の金曜日に去勢手術を行い、現在はウォーキングマシーン運動を午前と午後に40分ずつ行っています。
今のところ、術後の経過は良好で、体調も問題ありません。
今後の状態にもよりますが、来週末か再来週あたりから騎乗調教を開始することを検討しています。




今日、園田競馬で中央復帰を目指すハルオーブが出走しましたが10着に敗れました。
そんな馬じゃないはずなんですが、、どうしてしまったのでしょう。
ハルオーブが勝つはずだった未勝利戦で優勝をさらってしまったクレセントウイングは
このまま終わるわけにはいきません。
去勢手術後、早速運動を再開しています。
これでレースに集中して、以前のような走りを取り戻してくれるといいのですが。

最近、ハードルが上がった感じのする地方での勝利にこれから挑むレインシュプリーム。
そろそろ戻れるはずなので、今月中には復帰できるでしょうか。

ビターゼノビアは4月28日に出走予定となっていますが、
まだ走る気が起きないようで、間に合うでしょうか。
ここのところ、そんな馬ばかりで心配です。


  

2024年03月29日

来週・再来週で今年の初勝利を!【今週の5歳上馬】

7歳グレアミラージュは27日、栗坂不  55.8 40.6 26.0 12.7 馬なり余力
坂路、単走で追い切りました。
前走から間隔も空いていないため、セーブ気味の内容。
がっちりと抑えて進んでいくと、そのまま馬なりで駆け上がってきました。
我慢させていることもあって首を傾げて走っていましたが、本馬としては許容範囲内のもの。
このくらいであれば気にすることはありません。
相変わらず引っ掛かり気味だったように元気一杯。ひと叩きして状態は更に上向いています。
「変わりないですね。動きはいつも通り。順調にきていますよ。
ひと叩きした上積みはあると思います。
入るようであれば今週、除外になりそうなら来週という感じで考えています」(笹田先生)



5歳スピアヘッドは27日、美南W稍  68.4 53.0 38.1 12.1  馬なり余力
三未勝馬なりの外0.1秒先行0.4秒遅れ
先週末に草野騎手が騎乗して、半マイルから軽めに追い切りを行っています。
また、26日は障害練習を行っており、飛越はスムーズでした。
27日は助手が騎乗して、ウッドチップコースで併せ馬で追い切り。
テンは半馬身ほど先行し、終い軽く仕掛けられ、じわじわ伸びて2馬身ほど遅れてゴールしました。
まだ良化途中といった感じですが、フットワークは問題なく、順調にペースアップできています。
引き続き、2鞍組まれている4/14福島(日)障害未勝利(芝2750)のどちらかに出走予定で、
更に追い切りを重ね、態勢を整えていきます。
「先週末の追い切りと昨日の障害練習で草野騎手に乗ってもらいましたが、
追い切りの動きはまずまずで、飛越も問題なかったですね。
今日は併せ馬で5ハロンからしっかり追い切り、最後は相手の伸びが勝って遅れましたが、
本馬としては十分に動けていたと思います。
レースまであと2週半あるので、きっちり仕上がると思います」(菊川先生)



5歳レディベルは26日、松風馬事センターから美浦トレセンに帰厩しました。
帰厩翌日は坂路でハロン16~18秒ペースのキャンターで調整しています。
動きは問題なく、体調も良好です。
今のところ、4/14中山(日)「利根川特別」(ダート1800)への出走を予定しています。
28日、美南W良  70.6 55.0 39.9 12.5  馬なり余力
三歳1勝馬なりの外0.9秒先行同入
ウッドチップコースで併せ馬で追い切り。
テンは5馬身ほど先行し、終いは相手が追いつくのを待ってからペースを上げ、余力を残して併入しました。
帰厩後1本目の追い切りでしたが、まずまず良い感じに動けていました。
今後の出走に向けて更に追い切りを重ね、態勢を整えていきます。
「1本目ということもあり、まだ若干重さが感じられましたが、
前回の長期休養明けの時とは違って、まずまず動けていました。
あと2週半で入念に追い切りを重ねていけば、きっちり仕上がりそうですよ。
前走時よりも良い状態でレースに臨めるよう、しっかり調整していきます」(辻先生)



5歳スペシャルナンバーは様似町軽種馬共同育成センター千葉分場
更に負荷を強め、現在はハロン20秒ペースのキャンターを2500mほど乗っています。
まずまずの強度で調教を継続していますが、引き続き脚元に異常は出ておらず、動きもスムーズです。
このまま問題なければ、今週末あたりから更にペースを上げることも検討しています。





グレアミラージュは来週の出走を目指すことになりました。
小牧騎手や笹田先生、そして出資者の期待に応えて
何とかあと1つ、優勝が欲しいです。

再来週の出走を目指すスピアヘッドとレディベルは順調に来ています。
今週は出走がありませんが来週のユズノキとグレアミラージュ、
そして再来週のスピアヘッドとレディベルで今年の初勝利といきたいところ。

休養が長引いているスペシャルナンバーも貴重な戦力であることには変わりありません。
クラスが上がって苦戦しているものの、時計を見れば本調子でなかったことは一目瞭然。
立て直して来たら、まだまだ上を目指せます。
地方転籍組期待の星として、まだまだ頑張ってもらいたいです。



  
Posted by 浦河深之 at 18:33Comments(0)休養馬・未出走馬

2024年03月28日

通算1000レース目はユズノキか 【今週の3歳馬】

3歳シトロンヴェールはレース後も異常ありません。
次走は来週以降のダート中距離戦の予定です。
具体的なことは状態や想定のメンバーを見ながら検討していきます。
「良い感じで先行することができたんですけどね。
ペースが速くなったら、そこからついていけなくなってしまいました。
ギアがひとつ上がらなかったみたいです。
遅生まれで、まだまだ緩さも残りますからね。
それに休み明けということもあったんだと思います。ひと叩きしたことで変わってくれたら。
問題ないようであれば中1週で。次は前進できるように頑張ります」(吉田先生)



3歳ユズノキは23日、ジョイナスファームから美浦トレセンに帰厩しました。
27日、美南W稍  68.0 52.6 37.9 11.8  強めに追う
古馬2勝馬なりの外0.7秒先行同入
ウッドチップコースで併せ馬で追い切り。
テンは4馬身ほど先行し、終いは強めに追われ、しっかり伸びて併入しました。
動きは変わらず良好で、順調にペースアップできています。
今のところ、来週の福島(日)芝1800に出走予定で、更に追い切りを重ね、態勢を整えていきます。
「帰厩直前に育成場で半マイル52秒台の調教を行っており、良い状態で帰厩できました。
今日の追い切りも最後までしっかり動けており、良い感じに仕上がってきていますよ。
馬体はデビュー前よりも丸みが出て、精神的にも落ち着きがあり、全体の雰囲気がすごく良くなりました。
体力面も順調に強化できており、じわじわと伸びてくる脚質からも、
福島の芝中距離戦はぴったり合いそうですね」(奥村先生)



3歳フォートポータルは 吉澤ステーブルWEST
先週末からは13-13を開始しています。
更にペースを上げていますが、最後まで余裕の手応えで走っていました。
前進気勢があって動きは良好です。また、飼い葉はしっかり食べており、馬体も本馬なりにふっくら見せています。
普段は長めに乗り込んでいるように十分な運動量を消化。この中間も順調と考えて良いでしょう。
これからも週2本ずつ時計を重ねて帰厩に備えていく予定です。
「4月の上旬に帰厩予定とのことなので、13-13を始めました。
動きは良いですよ。馬体の張りも出てきました。
ただ、暖かくなれば更に良くなりそうな雰囲気があるんですよねぇ。
正直、まだ毛艶が物足りない感じがします。
でも、悪いわけではないですからね。順調にきていますよ」(担当者)





シトロンヴェールはレース後も異常なく一安心。
ただ、なかなか良化してきません。
馬体も絞れて、いいかなと思ったんですが。
続戦で叩いた上積みに期待します。

ユズノキは動きもいいようで、来週の出走に向けて仕上がってきました。
1月のデビュー戦は明らかに細く、余裕がありませんでした。
待たされた影響がでてしまったのでしょう。
今回はしっかりと目標を定めて、それに向けての仕上げですから、
抜かりはありません。
もしかしたらちょっとずれてるかもしれませんが、
一応、次が僕の一口通算1000レース目になります。
このメモリアルレースをいい形で飾ってほしいです。

4月に帰厩予定のフォートポータル。
手術後のレース2戦は気性面こそ改善しましたが、
まだ能力を出し切れていない感じです。
次はまた芝に戻すとのことなので、ここで能力を見せてもらいたいです。


  
Posted by 浦河深之 at 18:18Comments(0)休養馬・未出走馬

2024年03月27日

クレセントウイング、去勢手術へ【今週の4歳馬】

4歳ビターゼノビアは吉澤ステーブルEAST
引き続き、周回コースでハロン20秒ペースのキャンターで調整しています。
歩様は問題ありませんが、まだ手応えがいまひとつで、なかなか状態が上がってきません。
良くなってくるにはもう少し気温が上がってくる必要があるのかもしれません。
引き続き同様のメニューで調整し、動きの良化を促していきます。


4歳クレセントウイングはレース後も異常ありません。
今回のレース内容を鑑み、高橋文雅調教師と相談し、去勢することになりました。
今日、美浦トレセンから吉澤ステーブルEASTへ移動しており、獣医師の都合がつき次第、手術を行う予定です。
「いくらか馬体に疲れはありますが、全力を出し切った感じではないですね。
馬っ気を出して走りに集中できていなかったようで、あまりにも進みが悪かったので、
気性の改善を期待して、ここで去勢することにしました。
手術後はそれほど時間が掛からずに乗り出せると思いますし、
暑くなる前に6月の東京開催で出走できればと考えています」(高橋先生)



名古屋転籍中の4歳レインシュプリームはイクタトレーニングファーム
角馬場やコースではキャンターを長めにじっくりと乗り込み、週2回は坂路で15-15を行っています。
相変わらず時計を出した直後は一時的にテンションが高くなりますが、
そこから引きずるようなことはありません。
普段は落ち着いて走れており、特に気にすることはないでしょう。
前進気勢があって動きは良好です。
4月の中旬には帰厩する見込みのため、適度に負荷を掛けつつ移動に備えていく予定です。
馬体重は428㎏。
「まったく問題ないですね。順調に時計を入れることができていますよ。
いつ声が掛かっても大丈夫。
もう少し時間があるので、状態を維持するように調整していきます」(担当者)





クレセントウイングはレース後も異常ありませんでしたが、
去勢手術を選択することになりました。
高橋先生、決断早かったです。
これで気性が改善して、能力を発揮できるようになることを期待してます。

ビターゼノビアは相変わらずシャキッとしてきません。
気温が原因?それだけなのでしょうか。

なかなか帰厩できないレインシュプリームですが、
ようやく4月中旬とのアナウンスが。
・・・ずいぶん先ですね^^;
ちょっと前なら、地方を勝ち上がるのはそれほど高いハードルではなかったですが、
他の馬の様子を見ても、ちょっと厳しい状況が増えてきました。
レインシュプリームも1つ勝つところまではすんなり行ったのですが、
そこから先が難産です。
でも、あくまでも目的は中央に戻ることではなく、中央で勝つことですから。
ここは通過点として、無事にクリアしてほしいです。



  

2024年03月26日

アルマデオロ、舌好調(笑)【今週の2歳馬】

2歳アルマデオロはパッショーネ
現在は、屋内の角馬場でハッキングを10000mに加えて、
ウッドチップの屋内坂路コースで14-14を乗っています。
坂路のペースを上げてからも15-15と同様に、
最後まで抜群の手応えで駆け上がっています。
時には騎乗者が抑えたまま13秒台のタイムを計測することもあります。
また、追い切りに近い時計で走った翌日でも、元気一杯に調教に臨めていることから、
馬体の強さを感じます。
これらの様子からは、資質の良さは相当なものでしょう。
来月からは屋外の坂路を使用した、より負荷の強いトレーニングメニューを組み、
今以上に能力を高められるよう努めていきます。
なお、先週末には、兄のシュガークンがキタサンブラックを彷彿とさせる逃げる競馬で、
連勝を決めています。
本馬もこの勢いに乗り、更なる良化を促していきます。


2歳ヴェルサイユドールはグランド牧場(ファンタストクラブ内)
現在は、屋根付きのダートコースでハロン24秒くらいのキャンターを2400m、
週1回はダートコースで1200mの後にダートの屋根付き坂路で15-15を乗っています。
今月に入って15-15調教を3本行っていますが、
日を追うごとにフットワークに力強さが増している印象です。
調教後の息の戻りも早く、着実に心肺機能も強化されているようです。
その一方で、いくらか馬体が細くなっているように感じられるため、
過度に運動の負荷を掛けるだけでなく、
時には運動量に強弱をつけながら進めていったほうが良さそうです。
少々のことに影響されないような馬体づくりに努めます。


2歳フェブルアーリアは小国スティーブル
引き続き、屋根付きのダートコースでハロン20秒から入り、
徐々にペースを上げ、終いを18秒くらいのペースで合計2000m乗っています。
先週も、終いをハロン15秒で乗りました。変わらず、
楽な手応えでスピードに乗れ、推進力のある動きを披露しています。
馬体面でも胴に伸びが出てくるだけでなく、
全体に満遍なく筋肉が付いて厚みが出てきました。
仕上がりの早い傾向にある血統らしく、
年明けからの成長には目を見張るものがあります。
これらの様子からは、更に負荷を強めても十分対応できそうな状態にあるため、
今後は週2回乗る予定です。


2歳グレートセンスは吉澤ステーブル
引き続き、BTCの屋内の直線ウッドチップコース主体に
ハロン18秒くらいのペースで1000~2000m、
週1、2回はウッドチップの屋内坂路でハロン16秒を上限としたキャンターで
1000m乗っています。
体力面に余裕が出ているようで、最後まで騎乗者は手綱を抑えながら乗っています。
ここまでしっかり乗り込んできたことで、
スタミナの底上げがしっかり成されているのでしょう。
調教時の本馬の様子からも、更に負荷を上げても十分対応できそうな状態にあるため、
近いうちに坂路の終いをハロン15秒で乗ることを検討しています。


(レポート内容は3/26現在)





今週もアクシデントの報告なく一安心。
ただ、前回も気になっていたヴェルサイユドールの馬体細化については
レポートで言及がありました。
ただ、トレーニング自体は順調のようなので、
成長とペースアップを上手く両立させて欲しいです。


兄シュガークンの連勝に期待膨らむアルマデオロ。
前回あたりから急にレポート内容が景気よくなってきたのは
気のせいかな(笑)
出資締め切りも近づいているので、もう少し仲間が増えて欲しい(^人^)
ここまで順調にペースアップ出来ているので、
早期デビューから2歳戦線でも活躍できるかもしれません。  
Posted by 浦河深之 at 20:16Comments(0)休養馬・未出走馬

2024年03月21日

勝ち上がり率4割への秘密兵器【今週の古馬】

5歳スピアヘッドは20日、吉澤ステーブルEASTから美浦トレセンに帰厩しました。
21日はダートコースで軽めキャンターを行って体を解した後、
坂路でハロン17~21秒ペースのキャンターで調整しています。
帰厩後の調教初日ということもあってか、若干テンションが高めでしたが、
調教では問題なくスムーズに走れていました。
今のところ、2鞍組まれている4/14福島(日)障害未勝利(芝2750)のどちらかに出走予定で、
様子を見ながら追い切りを開始し、態勢を整えていきます。
「今日は少しテンションが高かったですが、以前もそうでしたからね。
程なく落ち着いてくれるでしょう。動きは特に問題なく、馬体に緩みは感じられません。
ここからしっかり追い切りを重ねて、良い状態に仕上げていきます。
中間に草野騎手に乗ってもらい、障害飛越の練習も行っていきます」(菊川先生)



5歳レディベルは 松風馬事センター
先週水曜日の獣医師チェックでも問題なかったことから、木曜日から騎乗調教を開始しました。
現在はハロン22~23秒ペースのキャンターで調整しており、
動きは変わらずスムーズで、脚元にも異常は出ていません。
様子を見ながら徐々に負荷を強め、帰厩態勢を整えていきます。現在の馬体重は541kg。


5歳スペシャルナンバーは様似町軽種馬共同育成センター千葉分場
先週の水曜日に再度獣医師のチェックを受け、引き続き脚元の状態が安定していることから、
徐々に距離を延ばしてペースも上げています。
現在はハロン20秒ペースのキャンターを2000m行っており、
動きは変わらずスムーズで、脚元にも異常は出ていません。
様子を見ながら更に負荷を強め、馬体の良化を促していきます。


4歳ビターゼノビアは吉澤ステーブルEAST
角馬場での調教は問題なかったことから、今週から周回コースでキャンターを行っています。
まずはハロン20秒ペースで乗っていますが、角馬場での調整時とは違って
キャンターの手応えはいまひとつで、前進気勢が足りない様子です。
もうしばらくはペースを上げずに調整し、動きの良化を促していきます。





先日、愛馬の勝ち上がり率の話題を書いたとき、
「3歳馬3頭のうち2頭が勝てば4割バッター」
という話を書きました。
しかし、忘れていました。
スピアヘッドがまだ平地未勝利でした。
障害で勝ち上がれば、3歳馬は1頭の勝ち上がりで4割到達となります。

障害初戦は最後によく差を詰めて4着まで持ってきました。
序盤をうまくこなせれば、十分上積みで勝ち負けまでいけるでしょう。
同じく福島参戦のユズノキとともに勝って、4割達成と行きましょうか^^


  
Posted by 浦河深之 at 18:11Comments(0)休養馬・未出走馬

2024年03月20日

シトロンヴェール、今週から出走へ【今週の3歳馬】

3歳フォートポータルは吉澤ステーブルWEST
一段階負荷を強め、週2回15-15を行っています。
そのうちの1本は馬なりでラストを14秒台で伸ばしていますが、
持ったままの手応えで駆け上がってきました。
自分からハミを取っており、走ることに集中しているのも好印象。
相変わらず攻めの気配は抜群です。
また、攻めてきても飼い葉は食べており、馬体重は480㎏台をキープしています。
数字以上に見た目にふっくらしてきました。
なお、中間には吉岡辰弥先生が来場。
「大分良くなってきた。ただ、もう少し乗り込んだ方が良さそう。
4月の1週目あたりに戻してくるつもりなので、
そこに向けて調整していくように」

と指示されていました。
更に本数を重ねて、帰厩の態勢を整えていく予定です。
「動きはすごく良いですね。
しっかりハミを取っているし、悪いこともせず真面目に走っています。
競馬を使ってきて大人になってきたのかもしれませんね。
能力は高いと思います。なんとか良い結果が出せるように調整していきます」(担当者)



3歳ユズノキは ジョイナスファーム
先週の帰厩はなくなったため、土曜日に強めの調教を行いました。
半マイル52.0秒で、ラスト3ハロンは12.7-12.6-12.5秒と
スムーズに加速できていました。
ほぼ馬なりで楽にペースアップできており、更に動きが良化しています。
今のところ、今週中の帰厩を予定しており、移動まではこのまま
しっかり乗り込み、態勢を整えていきます。
現在の馬体重は476kg。


3歳シトロンヴェールは火曜日、栗CW良  98.5 82.0 67.1 51.9 36.6 11.8 馬なり余力
水曜日、厩舎周りの引き運動
昨日、水口優也騎手騎乗で追い切っています。
CWコースを単走で。
長めから行って、ラストだけ馬なりのまま脚を伸ばしてきました。
時計、動きともに上々。まだ全体的に緩さは残りますが、
ひと追いごとに状態は上向いてきました。
息遣いも問題なく、馬体に重め感もありません。
現時点での力は出せる仕上がりになったと考えて良いでしょう。
なお、競馬を使いつつ良化させていきたい意向から、
1週前倒しして、今週の阪神(日)ダ1800か
中京(日)ダ1800・混に出走することになりました。
休養明けということもあり、まずは目処を立ててほしいところです。
「昨日は水口(優也)騎手に乗ってもらって追い切っています。
ジョッキーの話では『動きは良かった。ただ、まだ緩い。
大型馬でもあるし、使いつつかも』とのこと。
時計はそれなりに出ていますが、やっぱり休み明けといった感じは残っていますね。
でも、ここまで本数は重ねてきましたし、息遣いも悪くありません。
もう1週待ったからといって、大きく変わるかどうかという気はします。
それなら競馬を使いつつ良化させていった方が良いでしょう。
脚元は丈夫な馬ですからね。どこに向かうかは想定を見てから決めたいと思います」(助手)




シトロンヴェールは前倒しして今週から出走することになりました。
基本的に好きではない「前倒し」ですが、今回に限っては
いいのではないのでしょうか。
時間をかけて良化を待てないのなら、使っていって良化を
期待する方がいいでしょう。

順番からすると次はユズノキ、そのあとフォートポータルが帰厩、復帰となるでしょう。
そろそろ勝ち上がりの声を聞きたいなあ(^-^)  
Posted by 浦河深之 at 18:28Comments(0)休養馬・未出走馬

2024年03月14日

クレセントウイングは来週の中京へ【今週の4歳馬】

中央復帰を目指す名古屋の4歳レインシュプリームはイクタトレーニングファーム
普段は角馬場やコースでキャンターをじっくり長めに乗り込み、週2回坂路で15-15を行っています。
走ることに前向きで元気一杯。強めのメニューでも持ったままの手応えで駆け上がっています。
また、テンションが高くなるのは強い負荷を掛けたあとだけ。
このくらいであれば特に問題はないでしょう。順調に調整が進んでいます。
更に本数を重ねて帰厩に備えていく予定です。馬体重は427kg。
「順調ですね。時計を出したあとはテンションが高くなっていますが、しっかりコントロールは利いています。
普段は落ち着きがあるし、特に問題はありません。張りがあって体つきも良くなっていますよ。
今津先生からは『トレセンに戻してくると、すぐにある程度減ってしまう。もう少し増やしてほしい』と言われています。
体重を増やしつつ、いつ声が掛かっても良いように調整していきます」(担当者)




4歳クレセントウイングは水曜日、美南坂重  55.6 39.9 25.7 12.5  馬なり余力
三未勝一杯に0.4秒先行同入
坂路1本目をハロン16~17秒ペースで上がった後、2本目で併せ馬で追い切り。
テンは2馬身ほど先行し、終いは馬なりで楽に伸び、余力を残して併入しました。
引き続き動きは軽快で、順調に状態が上がってきています。
次走については来週の中京(日)芝1600か中京(日)芝1200・混のどちらかに向かう予定で、
更に追い切りを重ね、出走態勢を整えていきます。
「坂路でびっしり乗り込んできたので先週末の追い切り後は少し疲れが出ている様子で、
全休明けの昨日もトモをうまく使えていない感じでしたが、
今日は坂路1本目からシャキッと動けましたね。
2本目の追い切りでもきちんと体を起こして走れていて、トモもしっかり使えていました。
この感じなら、来週は周回コースで軽く追い切ってレースに向かうプランで良さそうですね。
出走レースについては先週末の時点では芝1600m戦に向かおうと考えていましたが、
今日の追い切りでの心拍数の上がり方や普段の調教の動きなどから、
1200m戦の方がより本馬に合いそうかなとも思うようになってきました。
ひとまず両睨みで検討していき、来週の想定メンバー等を見てからレースを決定します」(高橋先生)




4歳ビターゼノビアは 吉澤ステーブルEAST
状態が良化してきたことから、今週から騎乗調教を開始しています。
まずは角馬場でダクとハッキングを行っており、動きは特に問題ありません。
前回の休養時よりも回復が早いようで、飼い喰いは徐々に良化してきており、毛艶も良くなってきました。
様子を見ながら少しずつ負荷を強め、帰厩態勢を整えていきます。
現在の馬体重は460kg。




地方転籍馬、休養馬、在厩馬とバラエティに富んだ4歳馬。
中央復帰を目指すレインシュプリームは順調が伝えられている割にはなかなか戻れません。
そろそろ戻ってバリバリ走ってほしいのですが、まだ十分ではないのでしょうか。
馬体重を増やすにも馬自体のフレームが小さいので、限度があります。
そろそろ如何でしょう、今津先生。

クレセントウイングは来週の中京に照準を合わせました。
G1デーですね^^;
実は先週、金鯱賞デーに競馬仲間と中京競馬場に行きました。
イベントたくさんで、行くだけでも楽しい今開催。
中京競馬場の車椅子指定席にもの申したいけど、それはまた別の機会に。
今週中京を予定していたグレアミラージュは阪神へ。
来週どうしようかな。

ビターゼノビアはなかなか昨年春までの動きが取り戻せません。
どこに原因があるのか。歯がゆいばかりです。
昨年秋のカリカリ感はなくなりましたが、それだけではないのか。
同じことの繰り返しにならないことを祈ります。

  

2024年03月13日

ユズノキ、目標を福島へ【今週の3歳馬】

3歳フォートポータルは吉澤ステーブルWEST
引き続き、週1回坂路で15-15を行っています。
ようやく食べたものが実になってきたようで馬体重は484kgにまで増加。
元々線を細く見せる馬ですが、以前に比べてラインにゆとりが出てきた印象です。
しっかり乗り込みつつということを考えれば良い傾向でしょう。動きは変わらず良好。
順調に上向いてきています。今後も段階的に負荷を強め、帰厩の態勢を整えていく予定です。
「順調ですね。15-15を入れながら体が戻ってきました。動きは相変わらず良いですよ。
あんなに負ける馬ではないと思います。
来週からは時計を2本に増やして帰厩に向けて乗り込んでいきます」(担当者)



3歳ユズノキは ジョイナスファーム
先週後半以降は馬場状態がいまひとつだったため、ハロン20秒ペースのキャンターに留めて調整しています。
引き続き動きはスムーズで、良い感じに状態が上がってきています。
先週の木曜日に奥村武先生が本馬の状態を確認され、
「体重が増えて、成長が感じられます」と好感触でした。
調教も順調に進んできており、4/7福島(日)芝1800への出走を目標に調整していくことになりました。
今週後半か来週の帰厩が検討されており、移動までにもう1本強めの調教を行う予定です。
現在の馬体重は483kg。


3歳シトロンヴェールは火曜日、栗CW良  86.0 70.3 54.0 38.4 12.3 馬なり余力
水曜日は厩舎周りの引き運動
火曜日にCWコースで追い切っています。
僚馬を目標にスタートすると、まずは普通キャンターで1周。
2周目からはじわっとペースを上げ、ラストは馬なりのまま脚を伸ばしてきました。
長めから行ったこともありますが、最後はややもたついていた印象。
数字ほどの切れはありませんでした。まだ良化途上の感は否めません。
そのため、予定をもう1週延ばして次の阪神の2週目(3/30、31)のダート1800に向かうことになりました。
様子を見ながら時計を出し、復帰戦の態勢を整えていきます。
「昨日はCWコースを2周して追い切っておきました。
さすがに大型馬ということもあって緩さが残っていますね。
最後でもたれていました。徐々に良くなっていますが、来週は少し早いかもしれません。
先生とも相談して、もう1週延ばすことにしました。
でも、長めから行った割に息遣いは良かったですよ。脚元や体調にも問題はありません。
少しでも良い状態で競馬に向かえるようにしっかり調整していきます」(助手)






フォートポータルは去勢後、初戦のようなことこそなくなりましたが
術後2戦はまだ調教の良さが発揮できません。
ようやく馬体重が増えてきたようですが、これではレースに向かう頃には
またあまり変わり映えしない数字になりそうです。
もう一回りの成長が必要でしょう。

ユズノキは当初、中山の芝のマイルとのことでしたが、
福島開幕週の芝1800mへ向かうようです。
馬体も回復、条件を一変させて一気に前進を期待したいです。

シトロンヴェールはまだ良化途上とのことです。
調教だけではなかなか仕上がり切らない感じがします。
幸いにも足元が丈夫なので、使って使って上向いていきたいところです。


  
Posted by 浦河深之 at 18:14Comments(0)休養馬・未出走馬